ひとさじ分の優しさ

最近、人間関係について考えさせられる事が良くある。友達とはなんなのか、家族とは何か。
そんなこと考えたってキリは無いんだけど、人生において人との関わりはとても大切だ。
例えば自分が落ち込んだ時や苦しい時に寄り添ってくれるのは友達であったり家族である訳だし、仕事をするにも必然的に誰かと関わりを持たなければならないものだ。
そんな時に自分の中で引いている人間関係のボーダーライン見たいなのがあってでも相手にもその線引きがある訳で、そこが上手く交じり合う事なんかそうある事ではないし合わない事の方がほとんどだ。
自分の中での当たり前や普通ってのはあくまで自分の中にだけあるものであってそのボーダーラインを持つことはとても大切なのだが、それを他人と同じものだと思って、他人のボーダーラインの内側に土足で入ってしまうとそこから歪みが生まれてしまう。
でもそれはとてもぼんやりしてて目には見えなくてでも確かに存在するのだ。
言葉で伝えなければ伝わらない。
だからこそ少しばかり自分の心の中で優しさを持たなければいけない。相手を思いやる気持ち、ほんの少しの気遣いをするだけでいい。
それでも時々相手のボーダーラインに躓いてしまう時もある。そんな時はお互いに言葉で伝え合い、共有し合い修正し合うべきだと考えている。
その瞬間、人間関係においてちょびっとだけ成長できて人は少しずつ大人になっていくのだろう。