【美幌町】地域を越えて子どもたちの関係をはぐくむシャッフルキャンプ
地域を越えた交流や大自然でのアクティビティを通して子どもたちの挑戦する心や感性、価値観、他者に対する関心をはぐぐむ
内閣府「令和4年度関係人口創出・拡大のための中間支援組織の提案型モデル事業」の採択を受けて、地域における子どもの世界を拡げる日常的な居場所をプラットフォーム化する株式会社あしたの寺子屋が、子どもたちだけの3泊4日の宿泊型オリジナルサマーキャンプ「シャッフルキャンプ」を美幌町で開催しました。
普段は出会うことがない仲間とともに年齢・居住地・価値観などの枠を越えて、各地ならではの農業体験やマリンアクティビティ、食材集めから料理を作りおもてなしする食事会の開催など、新たな発見や学びを得ることができます。普段とは異なる仲間と環境から刺激を受け、価値観や感性が育まれるとともに、各地域が子どもたちにとっての第二の故郷のような存在になることを目指して実施されました。
地域ならではのプログラム~オホーツクの海にたどり着くルート~
北海道オホーツクの大自然で“遊び”を通じて「地球のツナガリ」を感じ、オホーツクの「ヒト」と「自然」に触れ、ワクワクしながらも学びを得ることができるサマーキャンプです。現地ならではの“食”を探究し、日々の食卓に並ぶ食事と北海道との「ツナガリ」を感じられるようになります。
日程:2022年7月29日(金)~8月1日(月)3泊4日
対象:小学校3~6年生
アクティビティ内容
津別21世紀の森で「森遊び」
有機野菜の一戸農場での農場ピクニック
網走湖でのカヤックで自然探検
オホーツク道立公園で思いっきり遊ぼう
オホーツク流氷館でのマイナス?℃体験
流氷ガラス館でのサンドブラスト体験
網走川を思い出にするポストカード作り
地元の食材だけつくるBBQ体験
定員10名に対し道外8名と、道内2名の参加者ですぐに定員に達する人気っぷり。
“オホーツクの海にたどり着くルート“は網走の源流から津別の原生林に入り、自然の中で生態系を学べるゲームをしたり、美幌町の農家で農業体験、網走でカヤックや地元食材をつかったバーベキュー、オホーツクの流氷館では流氷がこの地域にどう影響しているかを学ぶなど地域の人と交わりながら、考え、学ぶ、この地域でしかできないプログラムとなっています。
第二の故郷に
運営の地元の寺子屋や地域おこし協力隊のもとには、今でも参加者から連絡がきます。このプログラムを通じて、この地が第二のふるさとになって、この地とこの地に住む人たちとずっとつながり続ける、そういったことを目指して、今後も継続できればと思っています。
事業主体
株式会社あしたの寺子屋