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ノンアル酒場をやってみた

飲めない人にも、飲みたい夜がある。
を合言葉に、ノンアル酒場を1日限定オープンしてみました。

デザインをつくってもらったり、サイトを自作してみたり、知り合いのシェフ(サラリーマン)に腕をふるってもらったりと、友だちを巻き込んで楽しい遊びができました。車を出してくれたり、コーヒー入れてくれたり、集計してくれたり、みんなありがとう。

来てくれたお客さん同士で仲良くなったりもあって、なんだかよかった。結婚式とか同窓会って、あの感じをさらに拡大した雰囲気なのかも。

で、次回に向けて、いろいろわかったことをまとめてみます。まずはよかったことから。

・来てくれた人数がちょうどよかった。
多すぎず少なすぎず、常にカウンターの8割くらいが埋まっててよかったです。初回だから、ということで来てくれた人もいると思うので、何度もやるとどれくらい減るのかも気になるところです。ちなみに全員で25名でした。

・どんな人が喜ぶかよくわかった
コンセプト通り、「飲めないけど酒場が好き」な人はもちろん、妊婦さんやドライバーや禁酒中の人などなど、「今は飲めないけど、雰囲気を味わいたい」って人も喜んでくれて、なるほどーと思いました。子育て中のお母さんとかもいいかも。

・意外と盛り上がっていた
お酒がないとテンション上がらないのでは?という心配があったけど、心配なく盛り上がってました。まあそれは、もともと明るい人がいたことも大きかったです。あと、別に盛り上がらなくてもいいと思っていたので、静かな時間になってもいいよね、とも思いました。

・一見さんのお断りがスムーズ
初心者のマスターなので、一見のお客さんをなるべく入れないようにしたかったんですが、「ノンアルコールなんです」で、簡単にお断りすることができました。

反省点もいくつかあるので、そのへんもつらつらと。

・フードがそんなに出なかった
これはゴールデン街という場所の特性上仕方ないかと思うんですけど、2軒目3軒目で来てくれる人が多いので、もうお腹いっぱいだったりするんですよね。あとは写真載せてなかったのでそのあたりもあるかも。これは今後もっとメニューを少なくして看板メニューひとつだけ、みたいに尖らせることでクリアしようかと。

・カクテルつくるところまでできなかった
人気だったのは、ジンジャーエール、ミルク、コーヒーだったんですが、もうちょい工夫してもよかったかも。混ぜたりして。次回への課題です。

・ホットコーヒーに時間がかかった
しょうがないけど、お湯を沸かすのに時間をくっちゃって。電気ケトルを導入するしかないかと。

あとは、単に気がついたこと。次にやってみたいこと。

・甘いもの
パフェまでできなくても、何かしらスイーツを用意しようかと。欲しいという声が多かったので。

・いらないもの
意外に、烏龍茶や氷はいらないみたいでした。まあ飲みたくて飲んでるわけじゃなかったし、そうですよね。氷なくてもいいのは冬だからかな。

・乾きもの
食べっこ動物は好評だったので、引き続きアリですね。

で、最後にお金の話。

場所代と食べ物、飲み物、備品諸々で47,000円程の支出。で、売上も47,000円程。つまりトントンですね。遊びとしては楽しかったー。けど毎回続けるのであれば、利益を出してお手伝いしてくれる人にちょっとでも戻せればと思うので、いろいろと改善しよかな、と思っています。

あと最後に、あたりまえだけど、洗いものしながら、支払いの集計して、注文とって、料理や飲み物出して、おしゃべりする、みたいなことって、けっこう忙しいんだなーと思いました。全部終わってから、打上げするかどうか、よりも、片付けして荷物まとめて帰る!ってノリになりました。

でも、楽しかったので、またやります!いつか!

ありがとう!Thank You!谢谢!Gracias!Merci!Teşekkürler!Asante!Kiitos!Obrigado!Grazie!Þakka þér fyrir!