わが家の(フィーダーにくる)ハチドリたち
先週は私が車のカギを無くし、1週間の出張明けの夫に豪雨の夜4時間も雨ざらしで鍵開け屋さんに対応してもらうという苦行を強いてしまった(夫が率先して対応してくれたので)。それからはなにかしでかさないように大人しくしているが、良くも悪くも私の”大変な事態”への耐性が鍛えられすぎて高いため、頭が切り替わってしまっている。そこで一時帰国から戻ったらやりたかったハチドリ撮影会を決行した。といってもこのところ天気が思わしくなく、ハチドリもしょっちゅう来てくれる日が毎日ではないため狙って撮影するには30分は張り付いている根気が必要だ。とりあえず撮影したものを記録として残しておこう。
ハチドリは基本的に人間が提供する精製された砂糖(白いグラニュー糖)を400mlのお湯に100g溶かして冷ましたものを主食にできるそうだ。しかしタンパク質摂取のために昆虫の摂取も欠かせない。ということでわが家のパティオにはハチドリの好きな花(多くがラッパ型、上のチャート内にも描かれている)を植えている。ハワイ諸島の固有種の多くは人間の開発などで住処がなくなり数を大幅に減らしている。聞くだけでつらい。しかしアメリカ本土では意外なほど見かける。鳴き声も独特でしかも大きいので、知っていれば「え、こんな都会にも!?」と気づいて驚くこともある。
スーパーマーケットで売っている花の種には「ハチドリが好きな花ミックス」という鳥好きの心をわしづかみにするものもある。もちろん買った。しかし芽は出なかった・・・私の生活も彼らの生息数減少に影響をおよぼしているので、なにかしたいと常々思っている。だから清潔で高品質な材料で主食(砂糖水)を提供している。あまりに可愛くて、ときたま「口に入れたい
」という衝動がわくが我慢。文鳥を飼っていたときはあまりにかわいくて実際にちゅーが勢いあまって口に入れてしまったこともあったが・・・獣医さんには注意された。今年の目標はこれを買って(自作して)ハチドリと物理的にお近づきになることだ。