もっとハチドリのこと
新しい職場(レストラン)の繁盛ぶりで疲れ、帰宅すると椅子に接着された状態になるが、最近お客さんが増えたバードフィーダーを観察するのが楽しい。写真ばかりでは自身の観察の記録として足りないので、彼らを観察して気付いたことも書き残しておく。
・バードフィーダーを設置してからハチドリが気付いて常連になってくれるまで約1週間とどこかで読んだがわが家には1日で固定客がついた
・ただし一度中身を切らせるとすぐに固定客の大半を失い、取り戻すのに1週間かかることもある
鳥は不断給餌なので常に食事する必要があり、人間側の都合を待ってはいられない
・朝は空が白み始める前から一番客がくる
・夕方までは近くの樹上で待機して定期的に食事にくるハチドリと、近くを飛び回ってたまにやってくるハチドリがいる
・縄張りをはっていても常に侵入者(ハチドリ)がいる
・ハチドリによっては縄張りに誰も入れないことを優先させるタイプと、それよりも食事優先にして追い払うことにエネルギーをそこまで割かないタイプがいる
・ミツバチやハエもバードフィーダーに来るがハチドリは彼らが苦手で追い払う、ハチドリが侵入したときよりもさらに熱心に追い払う
・夕方までは縄張り争いなどでヂー!ヂー!/ピチ!ピチ!と鳴いているが、暗くなってくると縄張り争いをやめてみんなでフィーダーを分け合う
ハチドリは毎晩心拍数を下げて冬眠状態をつくりだすことで、小さくエネルギー(カロリー)をあまり蓄えられない条件下でも朝まで生き残ることができる
・わが家ではハチドリを常に観察したい、という気持ちからダイニングテーブルから見える位置にフィーダーを吊るしている(窓からフィーダーまでは2.5mほど離れている)
ハチドリが食事に来ても人間に気付くとすぐに帰ってしまうため、人間側(夫と私)はだるまさんが転んだよろしく動きを止める
のんびり食事をしていくタイプ(女子に多い)は人間が動いても気にしないこともあるが、のんびりがゆえに私が3分以上その場で固まったこともある
・風速10km/分を超える暴風の日でもハチドリたちは正確に小さな足場に着地して食事している