見出し画像

家庭学習のすすめ1 しゅこうの家庭の教育 (for parent)3

 家庭での勉強について、どのように考えているだろか。
 習い事や塾に通ってる。その間で学校の課題などをやらせているかも知れない。大切なことは、子どもの様子を知っていたり声をかけたりしているかだと思う。
 子どもは、自分なりの考えで行動する事が、年齢と共に増えてくる。そのため、大人の思っている時間の進み方で考えると変化に気づかないことがある。また、分かっているつもりでも心の中は分からない。
 親として出来ることは、子どもの気持ちを高め、自分でやることを決めやすいようにすることだと思う。親が決めつけたり、子ども任せにしたりするのもいい方向に進むことがあるが、そうではないこともある。
 全ては結果で変わってくるように思えるが、その時々で出来ることをやっていいればいいと思う。いい学校に行けば成功?いい会社に入れば成功?そうではないだろう。うまくいっていることでも、突然変わることが人生にはあるので、人生を振り返ったときにどう思うかでいいと思う。
 少し先すぎるようだが、短い期間で結果を出すことにこだわらなくて欲しいためである。

 学校で習ったことを身につけるには、しばらくした後に繰り返さないと忘れることが多い。1回聞いただけで直ぐに覚える人もいて羨ましいが、多くの人は直ぐに忘れるので何らかの方法で繰り返しをしないと身につかない。学校の勉強を考えると家庭において繰り返す事が出来ると良いと思う。

 そこで、家庭で学習する習慣をどのように身につけるかが問題になると思う。もしかしたら身につかないかも知れないが、それでもしか方がない。何が人生において良いことにつながるかは分からないのだから。
 親自身もいい人生だと感じる生活をしているだろうか。自分がうまくいかなかったことを、子どもに押しつけていないだろうか。自分もその傾向があるので注意しているが、押しつけしていることがある。その都度、「人生は長い。焦らない」と思い返している。
 また、自分が受けた教育が記憶として残ってるので、無意識で強制することがることに気づいた。家庭環境や学校教育で受けたことは、無意識に記憶に残っている。考え方に偏りがあり、そのことに疑問をもつことで気づくことがある。親から受けたことは、自然に身についているので、疑問に思わず周りの人がおかしいのではないかと思ってることがあった。今まで当たり前だと思っていたことが違うことを理解するのは大変だった。
 それだけ親の習慣や態度は、自然に子どもにうつる。焦らずに常に考えながら良いと思うことをやって欲しい。
 
 次回は、どうやって習った事を身につけるかを具体的にお話しします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?