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1回目の休職

2020年8月に線維筋痛症と診断され、痛みで思うように働けなくなってしまいました。
奇跡的に発症してからわずか半年で専門医にたどりつき、先生も驚いていました。
「早く適切な治療をすれば治るよ!」に少し希望をもっていましたが
わたしもいつ治るのかわからず、不安もあり、痛みで生きていくことがつらいと思うようになっていました。
痛くて泣くばかり。

会社にもやっとはいつくばってたどり着き、でも行ってしまうと恐ろしい量の仕事をこなさなければならず、仕事をしている間は勢いでこなしていました。

それでも痛くてたまらず、いままでとは違う顔つきになっていたんでしょうね・・・その様子を見ていた副社長が声をかけてくださり
しばらく休んでみては?と言ってくださいました。

ゆっくり寝て、体を休めたらよくなるかもしれない。
ここでちゃんと休んで、元気になって戻ってきて、と言われ
休むことを決意しました。

まず1か月、
ほぼ寝たきり。ほんとうに動けず、ただただ毎日寝て、ぼーっとするだけ。
指のこわばり、関節痛、腕はつねに重くてだるくて、骨がなかから軋むような感じ。休んでも痛みは変わらない。
ただただこの痛みに耐え寝続けることしかできませんでした。
どこかの温泉で療養したいなぁと思っても、どうやって歩いて電車に乗って移動できるだろうか?と考えると一人で行くのは到底無理。

1か月休むとだんだん不安がでてきます。
仕事はどうなっているだろう?
あんまり休むと変える場所がなくなってしまうのでは??
痛みに耐えて寝ながらどうしようかと、いろんな本を読んだり
提案書の書き方を学んだり、今までやりたくてもできなかったことで
自分を高めようと少し活動することができるようになってきました。

”自分の限界を知る”ということにチャレンジ
リハビリと思い、ウォーキングをするようにしました。
どれくらい歩いたら痛みが出てくるだろう?と近距離からだんだん伸ばし、江戸川沿いを歩いたり、近所のスーパーまで歩いてみたり。
確実に痛みは歩数に比例することがわかりました。
かといって、動かなくても痛みはなくならない。
ほどよく動いて、痛みと付き合うしかないと覚悟をきめ、
動けないけど、動けないなりにできる仕事をさせてください!と相談し
それを理解してもらった上で2020年11月末に復職をしました。

ちょうど2か月の休職でした。

大学近くの私の実家に引っ越ししていた娘が
私を手伝うことができるようにと、大学に通いやすく、エレベーターがある物件で、私の職場へのアクセスのよい場所へ引っ越すことを決めました。

2020年12月末に引っ越しをして娘と2人暮らしをすることになります。

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