堂上 誠

1995年2月生まれ。およそ5年の自動車メーカー技術職経験ののち、2022年1月に戦略…

堂上 誠

1995年2月生まれ。およそ5年の自動車メーカー技術職経験ののち、2022年1月に戦略コンサルティングファームへ転職。 予想もしていなかった人生の展開に合わせて、日々思うことを綴ります。 ※名前はペンネームです。

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noteを使って脱思考停止ライフ

社会人4年目25歳、平凡なサラリーマンの堂上です。 いきなりですが、人生は予期せぬ形で終わらなければ、30000日くらいあります。25歳の私はそのうちの9000日以上を既に生きております。 その上、歳を重ねるごとにその過ぎ去るスピードは増していきます。 学生までは毎日が割と刺激的で楽しかったのですが、社会人になってからは噂に聞いていた通り、同じことの繰り返しになってしまいました。 会社の日は6時くらいに起き、10分で身支度を整え(整っていないかも)、 会社に行き、働いて、

    • ある日突然転職する人たち

      こんにちは、堂上です。 先週から2週間プロジェクト後の休暇を取得し、のんびり過ごしております。 今回は今後のキャリアについて、最近思ったことを記しておきます。 私のこれまでとしては、自動車メーカーでの技術者としての5年弱の勤務を経て、戦略系コンサルティングファームに転職し、すでに2年ちょっとが経過しました。(この4月から社会人8年目になります。人生早すぎるぜ。) 正直、ここまで続くと思っていなかったコンサルでのキャリアなんですが、気づけばコンサルでの学びを土台に次のステッ

      • 最近の読書観

        長めの冬休みやプライベート事情で一人の時間が増え、本を読む時間が増えてきた。 読む本は主に仕事に関連するものたち。コンサルの基礎スキル関連、経営書関連が多い。コンサルティングファームに転職する前はタイトルで気になった本はなんでも読んでいた。小説も雑誌もなんでも。 そんな感じで読む本が絞られているという変化に加え、最近は同じ本を2度、3度と読むようになってきているという変化がある。 これはいいと思った本は時間を空けて、また読み返す。そうするとまた新しい視点で発見がある。基

        • 30歳を見据えて

          あけましておめでとうございます。 新年早々に自然災害や事故が起きてしまい、気持ちを落としてしまいそうになったけれど、そうじゃなくて与えられた今ある命を大事にして、希望を持って今を生きていきたいと改めて思いました。 さて、昨年を振り返ると2023年は個人的には印象的な年だった。 結婚を考えた人と別れてしまったり、転職して初めて少し波に乗り始めた感覚を覚えたり。昇給も叶ったり。良いこともあったし、悪いこともあった。 きっと人生は良いことも悪いことも起きる中で、出来るだけ前向

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        noteを使って脱思考停止ライフ

          俺がお前なら、明日晴れにするけどね

          俺がお前なら、明日晴れにするけどね 大学の時、先輩が金曜日の帰り際にそんなことを言ってきた。俺は次の日、先輩づてで出会った女子大のK子ちゃんとのデートを控えていた。けど天気予報は生憎の雨だった。 大学の工学部、それも女性がほぼいない機械工学科にいるものだから、私はやっと取り付けたK子ちゃんとのデート前にめちゃくちゃ舞い上がっていた。にもかかわらず天気予報は雨。 晴れたら仙台駅から電車で20分くらい離れた駅にある水族館に行きたいと思っていた。その後はアウトレットでぶらぶら

          俺がお前なら、明日晴れにするけどね

          目を逸らしてる?

          小さい頃、表には出さないけど負けず嫌いがすぎて、テレビゲームもカードゲームも誰よりも強くないと気が済まなかった。負けることが許せなかった。 明らかに人より劣っていたものはすぐ諦めたけど、自分がそれとなく人より優れているような気がしたことは何が何でも人より優れたいと思っている自分がいた。 家にいるときはテレビゲームもカードゲームも一人でシミュレーションしまくって次に友達と闘う時に絶対に負けないように練習ばかりしていた。 本当に無心だった。親からはゲームはいい加減にしろ、だとか

          目を逸らしてる?

          コンサル楽しい?

          コンサルって楽しい?と友人や前職の仲間に聞かれることがある。 正直にいうと、あんまり楽しくないよ?というのが私の回答になるのだが、この仕事を楽しんでいる人たちがいるのも事実だ。 私と同じように技術職出身の同僚は、言葉遊びをしているように感じるとか、ただのストーリーテラーだ、ペテン師だなんてふざけてコンサルの仕事を揶揄することがある。 1μmの世界で図面と向き合ってきた、嘘のない物理現象と向き合ってきた技術者にしてみると、言葉という抽象的な概念を巧妙に操りながら、クライアン

          コンサル楽しい?

          2ヶ月の休職から、復職に向けて

          こんにちは、堂上です。 8月下旬からスタートした休職期間も終わりが近づいてきました。 主治医からの復職可能の診断書、産業医による復職可能判断があり、来週月曜日から復職予定です。 休み始めた時には、1ヶ月、2ヶ月休むなんて非常に長いし過ごし方も分からないし、仕事を忘れてしまい復職時に苦しみそうなんて思っていましたが、今は気持ちもだいぶスッキリしてきて前向きに復職に向かえそうです。 休職することへの不安を感じて、一歩踏み出せない人たちももしかたらこれを読んでいるかもしれませんが

          2ヶ月の休職から、復職に向けて

          休職1ヶ月で気付けたこと諸々

          休職1ヶ月経過。かなり元気になりました。 休職する前は、休職に対してあまり良い印象を抱いていなかった。それはきっと周囲の反応や自分だけ休むことへの恐怖によると思うのだけど今は休職してよかったと心の底から思う。 あの時勇気を出して正直に、休ませてくださいと言えた自分に感謝したい。 休職中は、忙しなく働いていた毎日に比べて圧倒的スローライフで、自分の本来の感情や気持ちと向き合う時間が増えたし、何より健康的な生活ができている。人間としてあるべき生活のリズムを掴み直すきっかけにな

          休職1ヶ月で気付けたこと諸々

          徒然なるままに

          今から思いついたことをつらつらと書いていきます。備忘録的に。 人生の10,000日目が気づいたら過ぎていました。27歳のうちに人生の10,000日が過ぎるって昔、Drew Houstonのスピーチを見たときに確認したのに。人生が残り何日かなんて本当のことはわからないけど、普通に生きられたら残り20,000日くらい。 つい最近、上高地に行きました。私の中で行きたいと思っていた国内の観光地第1位でしたが、想像以上に最高でした。自然の中を訳もなく歩き続け、ただただ自然に触れる時

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          メンタル不調で休み始めて2週間

          メンタルの不調で休職し始めて2週間が経った。 2週間経って落ち着いてきた部分もあるけど、自分の気持ちが崩れた時のことを思い出すと恐い気持ちにもなってしまう。自分がこんなふうになるとは思ってもいなかったけど、なってみるとあっさりしていて一瞬だった。 この2週間は、転職エージェントや他社の人事担当者と話しながら、他の人たちの視点を取り入れるようにしてきた。でも、今すぐ転職なのかどうか決断できるわけでもない。今検討中の選択肢は①今の職場に復帰、②稼働の緩いファームへの転職、③事業

          メンタル不調で休み始めて2週間

          適応障害になった話

          転職に伴うあらゆる環境変化(住居、職場、人間関係、仕事内容など)により、これまでの社会人生活を振り返っても最大レベルのストレスを感じていましたが、クリニックに行ったところ適応障害と診断されました。 転職してから毎日が勝負勝負って感じで自分を追い込み、自身に過度にプレッシャーをかけてしまい、慣れない仕事の中でのフラストレーションもあり、まあそうなるよなといった感じです。 8月中旬から参加したプロジェクトにて、慣れない作業・これまでにない膨大なタスク量、それに伴う長時間労働で

          適応障害になった話

          あと何度喉元に

          コンサルに転職して8ヶ月目。気づけば8ヶ月目を迎えている。 転職してからこれまで、転職する前に想像していた通り、苦しいこともたくさんあったし、辛いこともたくさんあった気がする。 苦しさや辛さはそれを感じている時には重くのしかかるモノだけど過ぎてしまうとそんなことあったのかわからなくなってしまうような感覚に陥る。それでもこの8ヶ月はこれまでの社会人生活の中でもトップレベルできつい期間だった気がしている。 結果的に、noteの記事を書くこともほとんどなかったし、書こうと思って

          あと何度喉元に

          日系企業から外資コンサルへの転職で感じたこと

          メーカー技術者からコンサルへ、転職した1月からNoteを一切投稿してこなかった。というより、できなかったという表現の方が適切かもしれない。 気持ちを落ち着けて、Noteを書く暇を確保できなかった。Noteを書くくらいなら、別の時間の使い方をしようと思い、優先順位を下げていた。 さて、この投稿では日系企業に5年近く勤めて、中途採用で外資コンサルに入社した私に起きた変化や感じた違いについて、述べていきたい。決してコンサルっぽくまとめていない、雑な書きっぷりなのでその辺はご容赦い

          日系企業から外資コンサルへの転職で感じたこと

          バンクシーに学ぶ

          バンクシー展に行ってきました。 展示会とか美術館に年1回くらいしか足を運ばない私でさえ、思わず立ち止まって考えてしまう作品が多々あったので、誰が行っても楽しいかもしれません。 そんな展示会で思ったことをメモしておきます。 バンクシーの作品が風刺している内容について、というよりはバンクシーのアートスタイルについて。 ■ 分かりやすさが人を惹きつける? バンクシーの絵で何が描写されているか、ほとんどの人がパッと見て理解できる。その絵が何を伝えようとしているかは別として、絵と

          バンクシーに学ぶ

          モチベーション失す

          退職し、転職先がある東京へ引っ越してきておよそ1週間。 今まで保っていた勉強のモチベーションが失せた。 というか緊張感がゼロになった。 有給休暇と年末年始合わせて3週間のお休み期間なのだが、働かない、人と毎日会うわけでない、ゆえに生きる気力がさがり、転職先での業務に備えての勉強意欲が日に日に下がっていく。 今日は勉強しようとスタバに出向いたけど、コーヒー片手に外の景色をぼーっと眺めているだけで終わった。「こんなにぼーっと力を抜いているのはいつぶりだろう」とか「誰かと馬鹿み

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