ぼくのエッセイ

名前は『まめ』。もうすぐ1歳8ヶ月。

最近覚えた言葉は「パパいないよ〜」。
ふと気がつくとパパがいない。だから思い出したらパパいないよ〜と言ってみる。
ママにも言うし、ばぁばにも言う。
支援センターでよそのママにも言ってみる。

それから、最近は「貸して」も覚えた。両手を重ねて、トントンしながら言うんだよね。
でも、「貸して」って言えなくて、「て!」だけ。
だから気づいてもらえなくて貸してもらえないんだ。

そんな僕を見て、ママはうるうるしてる。
気づいてもらえないのに一生懸命「て!」をしてる僕が健気に思うんだって。
それから、「貸して」が言えるようになった僕の成長にもうるうるしちゃうみたい。
成長したら泣くの?可笑しいね。


とっても楽しいことがあった後には必ず悲しいことがある。
お菓子を食べている間はとっても嬉しいけど、なくなったら悲しい。もっとほしいってママに言っても、だいたいそれ以上はもらえない。
公園で遊ぶときもすっごく楽しい!砂場も楽しいし滑り台もブランコも楽しい。初めてみる虫も面白い。
ママも仕事や、スマホを見たりせずにずっと僕を見ててくれる。
・・・けどママの「帰るよ」の一言で幸せな時間は終わってしまう。

何でいつまでも満足するだけ、ずーとずーと好きなことができないんだろう。

でも、ママが僕が楽しくいられるように、なるべく楽しい時間が長く続くようにって思っているのは知ってるよ。

明日も楽しい一日になるよね、きっとね。