【SANJYUNI】覚醒剤

ダメ絶対！
そうダメなものは
ダメなのだ。

ダメと言われても
やってしまうのが
人の性である。

その中でも
ダメ絶対の代表格は
「覚醒剤」だ、

犯罪であると同時に
人生を終わらせてしまう
代物である。

しかし
有名芸能人など
ダメ絶対にも関わらず
「覚醒剤」の投与で
逮捕されるニュースは
隔日報道されている。

それはなぜか？
私は持論を唱える。
それは「覚醒剤」という
ネーミングだ。

悪いものとされているのに
「覚醒」という言葉を
用いている。

漫画やファンタジーなどで
主人公が「覚醒」するシーンは
度々訪れる。

新たな技の習得や
レベルアップなどで
主人公というのは覚醒していくものだ。

その憧れに対して「覚醒」という
言葉を用いるなら
その気持ちを悪いものへと
変換していることに対して
私は怒りが収まらない。

「覚醒」することは
悪いことではない。

人間も仕事や学校で
様々なスキルを磨き「覚醒」する

そんな縁起の良い言葉を
犯罪道具に使った
初期の違法薬物ネーミングに
疑念を持って仕方ないのだ。

今後「覚醒剤」を
やっている人を見たら
君はジャンプ派？マガジン派？
などと問いかけてほしい。
ヒーローをねじれた概念で
とらえているはずだ。

「覚醒剤」について
正当化し
論破できる方は
かかってきてほしい。