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小学生の理科

 できうるならば、身近な観察や実験から、大きな視野につばげて欲しいなと思っています。

 たとえば、小学校で、葉っぱの光合成を扱ったと思いますが、ヨウ素液を使って、光合成によりでんぷんが作られる で終わり。(わたしの50年以上前の記憶では)
 そこから、植物が地球上で唯一の生産者 という生態系を、小学生でも理解できると思うし、それにより森林の重要性も実感してもらうことはできると思うのです。

 それから、校庭で磁石を引きずって砂鉄を集めたことがありました。それを紙に乗せて、下から磁石で動かすと、砂鉄がおもしろい動きをして。
磁石と鉄の実験の一部だったと記憶しています。
 でも、なぜ校庭や公園に砂鉄があるのでしょうか。それを先生は教えてくれたでしょうか。
 それは、地球の成り立ちにもかかわることです。

 中学や高校で習うことは、子供たちにとってテストのため成績のためかもしれませんが、小学校で習うことは、子供たちに大きな影響を与えます。だから、生活を超えた大きな視野も見せてあげて欲しいのです。

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