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ローズマリー石鹸

 ローズマリーの香りを初めて嗅いだ時、「薬くさっ」という印象でした。
 ローズマリーを知ったのは、石鹸普及イベントで、手作り石鹸シャンプーを教えてもらったときです。残念ながら石鹸シャンプーは肌に合わなかったので、今は使っていませんが、1年くらいは使いました。使っているうちに心地よい香り と感じるようになりました。
  イベントのすぐ後、ローズマリーの苗を買いました。掌に乗るくらいの小さな鉢の苗だったのに、数年後には、立派な灌木に育っていました。ローズマリーは、たぶん常緑の灌木です。ほとんど世話をしなくてもすくすくと育ちます。でも、草ではないので、地植えするときには、場所をよく考えて植えたほうがよいです。タイトルの写真が、花壇で育ったローズマリーの上の部分です。切っても切っても育ちます。


 ローズマリーは肌荒れとかに効くらしいので、手洗い石鹸や浴用石鹸にもいいと思います。
 石鹸素地や、無添加石鹸は、昔ながらの固形洗濯石鹸と同じ、油脂由来の匂いがほんの少しするので、その匂いが苦手な方は、ローズマリーで香りづけするのはおすすめです。(わたしは、石鹸本来の匂いも嫌いでありません。小さいころは、洗濯用のたらいと洗濯板が家にありました。そのころを思い出す匂いです)
 固形石鹸を使って作るのなら、石鹸をおろし金ですりおろして粉状にします。

 石鹸に使うには、ローズマリーをお茶よりももっと濃く煮出します。わたしの場合、葉を多めに入れたお湯を10分くらい煮ます。濃いこげ茶色の液体になります。
 それと石鹸素地をまぜて液体石鹸を作ったり、少量を石鹸素地の粉に混ぜてこねて成形します。
ローズマリーの香りは長持ちします。
 石鹸の色は、茶色になります。


 

おまけ  粉の石鹸素地から液体石鹸を手間をかけずに作る方法

 家電店で、1500円くらいの安いコーヒーメーカーを買いました。
石鹸素地をポットに入れて、水をセットし、あとはスイッチを入れるだけです。わたしの場合、石鹸素地は、小さなおたま2杯、水は350mlくらいです。そのへんは適当です。試行錯誤で決めます。
 コーヒーメーカーをそのまま保温状態にして、半日くらいおいておけば、粉が全部溶けて液体洗剤ができあがっています。スイッチを切り忘れないようにスマホのアラームとかセットしたほうがいいかも。
 ポットの石鹸の匂いを消すためには、かなり丁寧に洗わねばならないので、石鹸専用にしたほうがいいです。専用なら、さっと洗うだけですみます。
 ローズマリーの液体石鹸を作る場合は、石鹸とローズマリーを煮出したお湯を両方ポットに入れて、コーヒーメーカーで保温だけします。

おまけ その2

 液体石鹸はよく香りますが、粉石鹸に練りこんで固形石鹸を作る場合は、香りが足りなければ、ローズマリーの精油を少し垂らしたほうがいいかもしれません。(香りだけでいいなら、精油だけで作ることができますが、肌に良い成分を ということなら、ローズマリーの葉は必須です)

 どう見ても、冷凍ハンバーグにしか見えません。スマホのカメラにも、これは料理? という確認が出ていました。
 でも、これは、粉の石鹸素地で作った、ローズマリー石鹸です!
 今度、もっと石鹸ぽい写真を撮ります。

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