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冬の堆肥作り

 タイトルの写真は、うちで作った野菜クズ堆肥で鉢植えのレタスです。元気です。うちの堆肥を使った鉢植え野菜は、どれも元気に育っています。
 がんばろーって気持ちになります。

 先日、地元で環境系のイベントがあって、堆肥作りで出展しました(単独ではなくて間借り)。
 家庭菜園をしている人や、生ゴミ堆肥を作っている人が話しかけてくれました。
 わたしが、「野菜クズをすぐに土にまぜれば、臭くならないんですよ」と言ったら、「そんなことないです。庭に穴を掘ってそこに捨てたら、とても臭いし、虫がわくし、モグラやネズミが来るし、最悪でした」とのことでした。
 たぶん、残飯を捨てているのだと思います。残飯には塩分があるから、堆肥ではなくて、ただのゴミ捨てです。
 ネットで堆肥作りの記事で、ラーメンつゆもOKと書いてありました。ありえない!
 塩分に強い植物もありますが、基本、塩害となります。
 植物を分解する微生物も塩分が苦手なのかもしれません。なので、残飯では活動できなくて、いやな匂いの腐敗菌が繁殖するのではないでしょうか。                                           
 段ボール堆肥は、いくつかの自治体で進めていますが、悪臭や虫がわく という問題が発生しているようです。段ボール堆肥だって、残飯ではなくて、野菜クズで堆肥を作ればそんな問題は発生しないと、わたしは思います。

 うちは、今のところ順調です。
 うちには庭もあるので、家での堆肥作りが面倒なときには、草抜きの草の葉っぱ堆肥の穴に、野菜クズも捨てていました。葉っぱ堆肥も、ふかふかの土ができています。
 でも、気温が低くなってきて、微生物の活動がにぶくなってくる季節になりました。
 そこで、玄関に、堆肥用の箱を置いてみることにしました。

ネット通販で3千円

 りんご箱です。青森産ということなので、ほんとにりんごを入れる箱なのかもしれません。中古だと半額ですが、家の中に置くので、きれいな新品を買いました。
 梱包を解くと、杉の香りがしました。

 きれいな白木なので、そのまま土を入れるのはためらわれました。植物を分解する微生物が活発に活動している土なので、木も腐ってしまうかもしれませんし。
 そこで、段ボールで内側を覆いました。段ボールは湿気に弱いし、植物パルプなので分解されます。どのくらいもつのかわかりませんけれど、この冬はこの形でいこうと思います。

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