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-アンチヒーロー、完走-(ネタバレあり)

前回の自己紹介をノーカンとするなら、
今回が初投稿。
どんぐりです。

何を書こうか考えましたが、タイムリーな話題が
いいと思い、今回は6月16日に最終回を迎えた
日曜劇場『アンチヒーロー』の感想を
書いていきます。

ネタバレありますのでご注意ください!!

毎回楽しみにしている日曜劇場。
「主演 長谷川博己」と発表された時、

『『見るしかない…!!』』

と思い、リアルタイムで見ていました。

〇全体的な感想


結論から言うと、

メッセージがはっきり伝わる作品

でした。

特に印象的だったのは、
「女性の社会進出」を強調していた点です。

弁護士主軸のドラマで
検察と判事が共に女性であり、
あそこまでフォーカスされているのは
珍しいのでは?と思いながら。

瀬古判事と緑川検察官、
どちらが「正義」なのか、
2人が何をしたときを「正義」と捉えるか、
ちょっと考え込んでしまいました。

気になったのですが、
実際に法曹界の女性って
少ないんですね~
裁判官が28.7%、検察官が27.2%、
弁護士が19.8%
(全て2023年の統計)


ドラマでは、弁護士の女性割合を感じる場面は
ありませんでしたが、
意外と弁護士が1番低かった。
はっきりと「女性の社会進出」を明言したのが
一番印象的でした。

〇気になった場面の感想

少しだけ。

①志水裕策が紗耶ちゃんと拘置所で対面するシーン


2人の涙を流す演技が
自然に見えて、もらい泣きしそうに。
これで、あのシーンで本当に
緒方直人さん・近藤華さんが
初対面だった、なんてことだったら感動ですが、
台本の読み合わせとかを考えると
あり得ないのかな…
紗耶ちゃんが作品を通して良すぎた。
違う役で見てみたいですね〜

②倉田功・紫ノ宮飛鳥の関係

親子という関係を持ちながら
対峙する立場でもあり、
どう心が揺れ動いているのか
の描写が丁寧で印象的でした。

藤木直人さんは
「恋なんて、本気でやってどうするの?」、
堀田真由さんは「鎌倉殿の13人」
の印象が最近は強かったので、
新たな1面を見れた気がしました。

③同期 in バー


緑川さん、明墨さん側では?というのは
なんとなく気づいていましたが、
最終話の桃瀬さん・明墨さんがバーで
話していたシーンの演出には驚きました。

初めてあのシーンが出てきたときに、
緑川さんの存在は完全に消されていたはず。
誰かいる影をちらつかせるわけでもなく、
いっそのこと完全に明墨・桃瀬だけを切り取って
放送したところに意外性を感じました。
(桃瀬さんのお墓参りシーンで緑川さんを
ほのめかしたからかも知れませんが)

〇おわりに


個人的に嬉しかったのは、
「役名に色がついている人は味方」
の考察、というか予想が当たったことです。

また、結局、糸井一家殺人事件の
真犯人は明かされず、
赤峰くんが例のセリフを言ったことで、
続編があるような匂わせもありました。

サスペンス系はスッキリ終わらないのが
最近のトレンドなのか?と
少しモヤモヤしながらも、
毎週どうやって伏線回収するのかが
楽しみなドラマでした。

ちなみに、アンチヒーロー公式インスタ、
ぜひご覧ください。
仕草が明墨先生すぎる長谷川博己さん、
倉木と伊達原の🫶など
インスタ大感謝案件の写真が
たくさんありますので‼️

@antihero_tbs

そして次の日曜劇場は、
まさか本当に続編があるとは思っていなかった

『ブラックペアン シーズン2』!!!!
渡海先生かと思ったら別人!!!

本当に楽しみです泣
このドラマには並々ならぬ思い入れがあるので、
それについても書けたらいいな〜

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

ヘッダー画像『アンチヒーロー』©TBS




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