アイドル短歌(7)

ふわふわな君の髪の毛 夢のなか幾度も触れた、ような、気が、する

壁にあるいつかのしみを見つめてはいつかきみに出来るしみ想う

きみのシミ、きみがいやならしみぬきでけしてあげるよ、しみみえぬキミ

聡明で端麗な人だけれども靴下の片割れ探す人

心臓に抜けない剣さした君したたるこれは愛なの罪なの 

‪そっとただ知らない人の健康を祈る気持ちはレメディーになる?‬

‪祈りでは助けられないけど今日も祈るよどうか幸せでいて‬

‪きのう月いつにも増して近かった 偶然だって思いたくない‬

‪隙間風埋めるため敷く段ボール徐々に雨吸いふやける的な‬

‪あ、もしもしそちらは生きていますか?こちらは少ししにそうです、どぞ‬