アイドル短歌(3)
前髪が1センチ短くなってやっとメールを開いた 3時
抱き寄せること2度とないと知りつつ両手広げて唄う俺たち
同じ色には戻れない世界線に生きるぼく ルービックキューブ
いつまでも青春するのが夏なら俺は永遠に夏がええな
大切なことはいつでも君がうそをついてから知る 何にも知らない
待ってなくていいよ おれがそこに行くまで好きな歌でも歌ってて
息をはき立ってるだけで降りそそぐきらきらの粉かき集めて
もふもふの犬にかこまれ死んだ夢このまま目覚めなくてもいいか
目が眩むスポットライト 生命を感じられない丸めたティッシュ
いま見つけちゃったからには僕の夢叶うその時までお助けを
希望的観測だけど今いうの恥ずかしいから5年後に言う
※Twitterで投稿したものに修正を加えたものです