noteと和解せよ
今日から日記を再開する。
9月末頃からなんとなく熱意を失い日記を書かなくなっていたが、少しだけ確かな理由ができたので前と同じく何もなかった日々を何かあったように書いていこうと思う。
初心を忘れないために、今日は備忘録として再開の理由を簡単に書く。
きっかけはnote公式アプリくんからの通知だった。
なんとなく書くことをやめてから、なんとなくnoteという存在に罪悪感が芽生え距離を置き、それに伴ってnoteのアプリを開くことも少なくなっていた。
当然開かないアプリから通知が頻繁に来ることはない。来たとしても1ヶ月に1,2回あれば多い方だ。そんな触れない生活を続けていたら今年の初めには自分が日記を書いていたことすら半分忘れてかけていた。
2月初旬のことだった。とあるnoteのリンクを踏んだのだ。
フォロワーがRTした知らないオタクのツイートからだったと記憶している。その彼が書いたであろうnoteは少し扇情的なタイトルで、野次馬根性が抑え切れずにリンクを踏んだらnote公式アプリに飛ばされた。
踏んだ瞬間は「ああ、まだ入れてたっけ」その程度のことしか考えておらず、事の重大さを理解できていなかった。
リンク先はブラウザゲーム「アイドルマスターシャイニーカラーズ」(以下シャニマス)のライブに関する個人の所感であった。なんだか色々あったみたいだが、シャニマスを軽くしか知らない俺にはギャグ寄り(本人は真剣かもしれないのでこの表現は不適切かもしれない)のnoteでありフフッと笑えたくらいだったのだが、その後えらいことになった。
noteくんの態度が変わったのだ。
具体的には、件の記事を読んでから、note公式アプリくんがオススメのシャニマス(時にアイマス全般)記事を毎日通知してくるようになったのだ。
「なあ、ドン君!君これ好きなんだよな!やるよ!」そんな優しさがオススメからにわかに滲んでいた。
率直に言えば、勘弁してほしいと思った。
一応断りを入れておくが、シャニマス自体に悪印象はない(当然フォロワーやオタクにも)。むしろいつかストーリーを読みたいなと思うくらいには興味を持っているコンテンツだ。親しい友人から勧められでもしたら、とりあえず少し触ると思う。
だが、noteくん、いきなり忘れていた奴にオススメされるのはなんか違うと思わないか。何かを勧めたり頼んだりするならある程度の関係や契約が必要なのではないだろうか。
十数年ぶりに会った同級生からマルチの勧誘を受けて、あなたはまともに取り合うだろうか。
数度しか話したことのない友達の友達から「○○の友達じゃんw単位ヤバイからノート見せてw」と言われてあなたは素直にそれを貸すだろうか。
noteくんのオススメは俺にとって上記の二例と同程度としか思えなかった。よく知らない・変化を知らない奴から怪しいことを提案されている状況はそれに似通っていると思った。
だから俺は、noteくんを変えてやりたいと思った。
通知を消すだけなら誰でもできる。ワンボタンでちょちょいのちょいだ。だが忘れかけていたとはいえ、1年くらいは仲良くしていたのだ。仲の良かった人間がマルチの勧誘に傾倒している姿は見ていられない。それを救いたいと思うのは人間心理として、かつての隣人として当然のことではないだろうか。
noteくん、俺は一途に俺との縁を繋ぎ止めたいと願い、少ない情報から必死に類推して興味ありげな記事をオススメしている君をこれ以上見たくないんだよ。間違った純粋な努力の向かう先は誰も幸せにならない未来だろ。そういうこと言ってるnote、いっぱいあるだろうから知ってるだろ。そんなのあまりに悲しいじゃないか。
だから俺はまた日記を書くことにした。変える、なんて大仰な宣言をしたが、目指すところはnoteくんとの相互理解だ。正しいオススメをしてもらうため、どれくらいかかるかわからないが、どうにかして俺を伝えていければと思う。
とはいうものの、おそらく以前よりはのほほんのんびりとやるつもりだ。続けることではなくnoteくんと和解することが目的だから、ある程度の距離感は保っていきたい。
どうなるか分からないが、どうにかなると信じてやっていきたい。
これ何の話だ?
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