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【育休を過ごして感じたこと】

この文章は23年1月にFabookに投稿した内容と重複しています。

育休取得後はや2ヶ月が経ちました。たった3週間という育休期間で感じた事を文章にするまでこんなにも時間が必要だなんて思いもしませんでしたが、家族や子供のペースで日々過ごした時間について私なりに感想をお伝えします。

この3週間という期間、赤ちゃんのペースに合わせて生活するなんて今までなく、上の子の時は妻が1人でこれをやっていたのか!と思うととんでもなく申し訳ない気持ちになりました。

もちろん、何もやってこなかったわけではなく父親として自分の子供、そして妻に出来ることは精一杯やってきたつもりですが、改めて新生児に向き合うことで当時感じなかったり見えなかった現実や気持ちを知ることとなりました。

一番感じたのは、言葉にするのは難しいけど【覚悟】が違った。

ということ。覚悟という言葉の使い方が合ってるかはわからないし、多分違うと思うけど素直な表現がこうです。

その覚悟とは、、、

母親は妊娠がわかり、約1年間もの間お腹の中の命と一心同体で同じ身体を共有し、栄養も何もかも分けながら体内で子供を育てる。。。

つわりや味覚の変化、ホルモンバランスが崩れ精神的にも不安定になったりしながらも、目に見えない別の命のための生活をする。

そして男では耐えられないという痛みを耐えて、命を掛けて出産。

その瞬間から母親として子育てが始まる。

育児本やネット記事でもよく見かける文章だ。

全くもってその通りだと思う。

でも、それが当たり前と思ってたことに罪悪感を感じた。

妊娠発覚し突然自分1人じゃない人生が始まり、大きな喜びと不安と抱えながら出産に向けて何もかもを諦め、自身を制した生活を強いられ

母親は自身の一部であった子供を産み別れその瞬間から別の命として、1人の人間として向き合い育て上げる責任と重圧の日々が一生始まるというのだ。

これらの体と心の変化はきっと相当な覚悟になったのでしょうか。

妊娠を経験できない、そして出産の痛みに耐える事が出来ないとされる男性にはこの覚悟は簡単に持てません。

育休というのは育児の為だけの時間をもつというより、母親の、妻の一挙一動や一言一句に敏感に反応してその覚悟を少しでも感じられるようになるための時間なのかなと思いました。

私には3週間という時間はあまりにも短かったので、その覚悟がどのくらい持てるようになったかはわからないし、それが正しい育休の過ごし方や感じ方かどうかはわからない。

ただ、育休を過ごして強く感じたのは、父親(夫)がすることは家族を養うことや仕事をすることだけではなく、子供の成長に合わせた仕事をすること。

できる人はもちろん実践しているでしょうが、実際はすごく難しいしそんな仕事あんの?って感じですが、環境とか仕事内容とかではなく自分自身の時間の使い方や仕事の時間を調整できる様な自身のコントロールや働き方をする。
(母親からしたら当たり前の時間の使い方をする)

それは子供の成長を見守る時間を作るというより、母親の心労や体調を整えるための時間で夫婦がより子育てをしやすい家庭環境と、夫婦円満を作るための時間なのでしょう。

1人でも多くの父親が育休を取り、1社でも多くの企業や事業所が育休を推奨すると、子育てと夫婦の時間が増えて子供の未来をより考えることが、社会や地域全体で子育てすることとなり、働き方や休み方が変わり、子供の成長に合わせた働き方ができるようになるのではないでしょうか?

そういう働き方が出来ると育休の中の育児休業や育児休暇、パパ育休制度などというややこしい制度の数々はなくなり、もっと単純で当たり前の育休や働き方ができる社会となると同時により女性が活躍できる社会となり、また少子化社会の対策にもなるのではないでしょうか。

まだまだ育児に向き合ったばかりの私ですが、子供たちから沢山の事を教えてもらいこの学びは私の一生の宝となりました。

これからも妻と家族と共に育児と仕事を楽しめる生活を送っていこうと思います。

最後に妻と母親、世界中の女性に敬意をそして仕事仲間に感謝を伝えたいです。

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