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ちょっと長いやつ

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わりと長々と垂れ流してるやつ
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2018年4月の記事一覧

様々な無害なキチガイたち

なんやかんやで日本って国の懐の深さというやつに感慨深い感情を抱く失業保険給付者の無職こと、どなてろです。

水曜日のダウンタウンが面白すぎて毎週欠かさず観ているのですが、映しちゃヤベェおっさんや、近くにいたら臭い物に蓋をしたくなる存在を平気で弄っていくスタイルで毎度ヒヤヒヤしながら、まさに怖いもの見たさで楽しんでいます。人権と多様性の認識ってムズカシイネ。

ところで、私は以前イベントやらコンサー

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ハードボイルドな飲み物

ボンドがウォッカドライマティーニにオリーブを頼むなら、日本のハードボイルドなら甲類焼酎お湯割りに梅干しなのではないだろうか。ウォッカもジンもそれなりにオトコクサイ酒だと思うから、ここは甲類で良いのだ。
格好をつけるなら「ショチュ&ウメバシ」、「ジャパニーズホットリキュール&ジャパニーズプラム」って言っておけば良いのか?

そして、松田優作か、菅原文太、勝新太郎あたりが、こうさ、居酒屋の主人に素っ気

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ナチュラリスト

およそ、運に尽きる。住む場所によって年収は変わるそうだ。優れた営業マンになるならたまたま当たりの客をもらってた人から引き継ぐことだ。機会の平等はそれなりだ。憲法で経済活動の自由は保障されている。ところでアラブの方では他人に褒められたもの、欲しいと言われたものはあげるという風習があるそうだ。瞳力という、ある種の呪いに近いからそれを祓うためだそうだ。他の宗教でもお布施、寄付、喜捨などがある。お金は今の

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春に

桜の開花が気象台の基準となる港の地区から一週間遅れでやってくるような山間の地区に僕は住んでいた。
テレビに映る学生たちの背後に望むような桜は僕らの入学式に咲かない。
捻くれた僕は様々な感情が混ぜこぜになっていて、やれ幹の皮が野暮だ、あんな花を好きになるのは浮かれているやつだなどと桜そのものを敵視していた。
そんな僕にとって春とは梅だった。梅とともに入学式や卒業式があった。僕の家の近くには紅梅があっ

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