見出し画像

ESETの通信ブロック機能は絶対に把握しておけ!

これを読んでいるみなさんは、PCやスマートフォンのセキュリティソフトに何を使っていますか?

日本で有名なウイルスバスター、世界的にも有名なノートン、最強?のセキュリティ性能を持つカスペルスキー、、

種類はたくさんありますが、私はESETに乗り換えました。
それなりの性能を備えつつも価格が高すぎず、何より動作の軽さに定評があったからです。

 

それから、かれこれ半年以上使っているわけですが、とある重大な注意点に気づきました。
あらゆるインターネットサービスで起こり得るので、みなさんもサービスの不具合を疑う前に、以下をチェックしてみてください。

※ここまで書いておいてあれですが、私はセキュリティやPCの専門的知識はありません。いちESETユーザーの体験記としてご覧いただけると幸いです。

 
 

ESETを入れたPCで多発する不穏な事象

まずは、Windowsのアップデート。

更新サービスに接続できませんでした。後で自動的に再試行されますが、今すぐ手動で確認することもできます。
この問題が引き続き発生する場合は、インターネットに接続していることを確認してください。
0x80072efd

というエラーが発生しました。

 

PC再起動、wifiルータ再起動、IPv6のDNS変更等、過去事例をネット検索して解決を試みるも、一向に解消しません。

他にも、
Google Chromeのアップデートエラー
他社サービスで「インターネット接続がありません」のエラー
 :

原因不明の不具合が多発していました。

 
 

原因は、ESETの機能だった!!

インターネット上で色々情報を集めるうちに、Windowsアップデートについて以下のような回答が。

エラー番号 0x80072EFD は、「インターネット サーバーに接続できません」という意味です。
 (中略)
ファイアウォール、スパイウェア対策プログラム、Web アクセラレーター、インターネット セキュリティ、ウイルス対策プログラム、またはプロキシ サーバーによって、Windows Update Services (SVCHOST) のインターネットへのアクセスが妨げられている可能性があります。

▼WindowsUpdateしようとするとエラー番号: 0x80072EFDが出る|Microsoft コミュニティ
https://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/all/windowsupdate%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%A8/0b24a113-b960-4a3e-9056-ea5a8f5d8041

 

よく考えるとWindowsアップデート以外の不具合についても、全体的に「インターネット接続がない」という内容が多い状況だったなあ。。

そこで、ESETを疑うとドンピシャ!

天下のMicrosoftだろうが何だろうが、ESETが次々にアプリケーションの通信を自動ブロックしていたのです。

 

エラーの原因になっていそうな怪しそうなものをいくつかブロック解除したところ、Windowsアップデートも他の不具合も無事解消しました。

なお、知人によると、ESETが備える「ヒューリスティック機能」による影響ではないか、という話でした。

 
 

具体的に確認した画面(画像付き)

手順を説明します。
 

①ESET画面を起動

eset ホーム

 
②設定メニューから「ネットワーク保護」を選択。

eset 設定1

 
③「トラブルシューティングウィザード
  最近ブロックされたアプリケーションまたはデバイス: ○○」
  を選択。

eset 設定2

 
④「ネットワーク保護トラブルシューティング」の画面が立ち上がる。

eset 設定3

 
⑤通信のブロックを解除したいアプリケーションを探し、「ブロック解除」をクリック。

⑥背景が暗くなり、『このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?』と表示されるので、「はい」を選択。

⑦「以前にブロックされた通信と類似した通信は許可されます。」と表示され、ブロック解除が完了。

eset 解除後

 

 

ESETでは、Microsoft公式アプリケーションやChrome、Skypeなど、あらゆるものの通信がブロックされる可能性があります。

特定のアプリケーションを通信検査対象から除外する方法も併せて知って、ESETをうまく活用していきたいですね。

※私は知らなかったのですが、Q&Aコミュニティもあるようです。

 

'20/08/16 最終更新

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?