そう簡単に死んでたまるか

以前の記事でもちらっと触れたのですが。

とある無名の偉人の本に出会いまして、
昨日読了しました。

「不死身の特攻兵　/作・鴻上尚史」

という本です。

いわゆる神風特攻隊に選ばれ、
９回出撃し、時に命令に背く形になっても
戦果を上げつつ帰還を果たして生き延び、
故郷に帰って寿命をまっとうされた
方の実話を軸に書かれた本です。

まず私が言っておきたいのは、

私は右でも左でもないし、
むしろ悲惨な戦争の話は苦手だし、
特攻隊の賛否を主張するつもりもないです。

そんな単純にまとめて話せるほど、
簡単な話題ではないですし。

でもですよ、

「国のために９回死んでこい」

と言われて、

実際２度にわたり「死んだ」と
報道され、葬儀まで行われたけれど、

「国に尽くすためにこそ、死んでたまるか」

と還ってきた人がいたのです。
（読めば逃げ回ったわけではないことがわかります）

「一体どうやって？」

と思った方はぜひ、読んでみて下さい。
（漫画も出ているようです）

現代を生き抜くヒントにあふれています。

繰り返しますが、私は戦争の話は苦手です。

できることなら避けて通りたい人間です。

ツケヤキバの知識で、戦争を語ることは
私にはできません。

でも、この本を読んだことで、

私の中にあった

「特攻隊のイメージ」

がよりリアルに変わったことだけは、
自信を持ってお伝えできます。

私がもっとも印象的だったのが、

「空を飛ぶのが本当に好きだった」

というご本人の言葉でした。

いつ撃ち落とされてもおかしくない、
生きるか死ぬかの状況でも、
不思議とそう思うことが多々あったそうです。

そして、生き延びれたのは

「寿命だったとしかいえない」

という趣旨の発言も随所で見られます。

「本当に好きなことを信じてやる」

「そう簡単に死んでたまるか」

人生の折り返し地点に入った私にとっても、
肝に銘じたいメッセージをもらった
気がしました。

今日も最後まで読んでくれてありがとう。

私は図書館で借りましたので、
あなたの地元の図書館にもあるかもよ！

たまには読書で良き週末を！

【日々のポエム】2019/11/8

「かっこいい大人」

自分の外側ばかりに
生きる理由を作っていない人
はやっぱかっこいいです

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「仕事前に読むだけでちょっと元気になる」

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