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【シティリーグシーズン2準優勝】新レギュ対応カラマネロ型超MM解説【ポケカ】2019.12.14

はじめまして。どなべのご飯🍚(@donabe_gohan)と申します。軽く自己紹介をしますと、昨年7月頃からポケカのデッキの作成・対戦を始めた大学生です。普段は大学のポケモンサークルや春日部周辺でポケカをしております。

主な成績は、JCS2019:4-5、シティリーグシーズン1春日部:26位、EPCポケカ選手権(自主大会):チームでベスト8   です。

今回のシティリーグシーズン2春日部(埼玉)において、カラマネロ型の超ミュウミュウを使い予選4-1(5位通過)、決勝まで進んで準優勝したので解説記事を書くことにしました。無料で公開しているので、読んでいただけると幸いです。

※投げ銭式ですが、無料で見るのと同じだと不公平で嫌なので、投げ銭をしていただいた方専用の〈オマケ〉をご用意いたしました。内容は、無料部分の補足と、ちょっとしたプレゼントです。大したことはないのですが、あくまでも僕からのお礼の気持ちです。ご理解お願い致します。いただいたお金は、優先枠が決まったCL京都の渡航費に充てさせていただきます。

ここから記事の本文になります。とても長い文章になっているので、目次を参照の上、自由にご覧ください。

第1章:環境考察

レギュレーションの変更やルール改訂により、速攻で戦えるデッキの殴り合いであった環境は、剣盾シリーズで大きく変わりました。ポケモンの展開が以前より遅くなり、タッグチームGXを素早く一撃で倒すことが難しくなりました(特に非GXポケモン)。そしてGXに代わり、高耐久と強力な技を兼ね備えたたねポケモンである、Vポケモンが登場しました(また、2進化ポケモンの耐久も上がりました)。何より大きかったのは、グズマが使えなくなり、相手のベンチに干渉するための条件が厳しくなってしまったことです。

それらを受けて、①レギュレーション変更の影響をあまり受けないデッキ、②特徴的で強力なVポケモンや新カードを利用したデッキ、③ベンチ干渉が厳しくなったことを上手く利用したデッキ が台頭してきました。

ここで僕なりに作成したTier表をご覧ください。

Tier1:①②三神ザシアン、①②ピカゼク、①炎MM(炎タッグ)、

Tier2:②③モルペコ人形、①②カラマネロ系統、②③タチフサグマ(ヤミラミ)、②③ルカメタザシアン

Tier3:①②モクナシ、①ズガアゴ、①小ズガ、③ピッピ人形LO、①②コータス   ①②耐久型Vmax etc…

※①②③は、表の上にある文を元に各デッキに番号をふってみました。

やはり前環境で活躍した三神を中心としたデッキに、先攻で山札を引ける上に鋼エネルギーも共通しているザシアンVを合わせた【三神ザシアン】が一番に台頭し、そのスピードと火力に対応できないデッキ(①を満たさないデッキ)はほとんど姿を消しました。

新カードを使ったデッキに多いのは、【三神ザシアン】に対抗して、壁役を前に置きつつダメージを与えていくなどの、サイドを取られないように立ち回るデッキ達です。

【三神ザシアン】と、そのメタデッキ、それぞれが、満遍なく環境にいるように感じたので、まずデッキを組むなら

①か②を満たした上で(三神ザシアンと戦えるデッキの条件)、③の対策があるデッキ(環境メタの対策)

もしくは割り切って、③を満たす(モルペコピッピ人形・タチフサグマ・LO)デッキ

のどちらかにしようと考えました。

第2章:構築経緯

次に、シティリーグで使用した【オーロラ超ミュウミュウ】を構築するまでの経緯を書いていきます。

まず、SM環境の終わりに使っていたのが【エンニュートLO】でした。新レギュになり、LO系統のデッキも厳しくなったのを受け、モチベーションが無くなってしまいました。(ゲームの剣盾発売、クイボがパックから引けなかったという要因もある)

過去に僕が組んでいて、新レギュでも使えそうなデッキは【ズガアゴ】くらいしかなく、気が向いたら組もうと考えていました。

僕は普段から大学のサークルでポケカをやっているのですが、その帰り、超バレを使っている同期と新レギュについて話す機会がありました。そこでオーロラエネを使った【カオスパーフェクション】のデッキレシピの相談をされたので、意見を出し合いながら枚数調整を行いました。話を聞くうちに、「オーロラエネ入りのミュウミュウ強くないか?」と思い始めました。

事実、僕は超バレットを今まで一度も組んだことが無かったので、この機会に組んでみたくなりました。

そしてミュウミュウが使えるワザのうち、強いと話題になっていたタチフサグマと同じワザの効果を持つ、モルフォンGXを合わせてみようと考えます。

そして数日後、同期のデッキのレシピを参考にして(カオスパーフェクションとは完全に別物ですが)、①と③を満たす【アンズパーフェクション】を構築しました。

《デッキレシピ》【アンズパーフェクション】

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コンセプトは、【しのびのごくい→カラミティエッジ 】となっています。

とりあえず新レギュのデッキが完成したので、これをトレリに持っていきました。結果は1-2。三神ザシアンとフェロマッシに負け。エネ周りは良かったのですが、敗因として

・火力が足りない(ザシアンを一撃で倒す手段がない)

・手札にオーロラエネを数枚抱えると、博士の研究と相性が悪い(フェロマッシ戦では最後にオーロラエネが引けず勝ち筋を潰してしまった)

・モルフォンGXがラティオスGXのタッグパージと役割が若干被っている、フィオネも厳しい

・マオスイレンをどこにしまったかわからず見つからないため妥協して不採用にした

などが挙げられました。

その課題に対して、火力→【カイリューGX 】

アンズ・モルフォンの不安定さ、博士の研究

→【オーロットヨノワール】と【マリィ】を使い、手札を減らすことで相手の動きを制限するコンセプトに変更

マオスイレン→エクストラのデッキに入ってた!(笑)

そして、デッキのカードをこのように変更しました。

モルフォンGX→カイリューGX

アンズ2枚→マオスイレン1枚、ミミッキュ1枚

博士の研究2枚→マリィ2枚

隠密フード→アブソル

オーロラエネ1枚→基本闘エネルギー

基本超エネルギー1枚→リセットスタンプ

こうして完成したのが、①を満たしながらタッグパージも使えて③を満たし、その上で③のデッキに解答を持つ万能デッキ、それが今回使用した構築の【オーロラ超ミュウミュウ】になります。

《デッキレシピ》【オーロラ超ミュウミュウ】

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第3章:採用カード解説

ポケモン20枚

・ミュウツー&ミュウGX…3枚

基本的に2枚使うので3枚入れました。ミュウミュウとデデンネ以外のGXポケモンは、余程のことが無い限りトラッシュに送ります。また、GXワザ【ミラクルツインGX】は4エネで全回復しながらコケコVを一撃で倒せることを覚えておきましょう。今回のシティリーグで大活躍でした。

・ガブリアス&ギラティナGX…1枚

タチフサグマ対策カード。単騎の場合、【ジージーエンドGX】でたね切れを狙えます(たねポケモンのワザのダメージは受けないが効果は受けるためトラッシュされる)。ちょくげきだんはあまり使いません。通常はタッグパージ等でダメカンが乗った高耐久ポケモンにカラミティエッジを使います。

・オーロット&ヨノワールGX…1枚

マリィと合わせて、【ナイトウォッチャー】で相手の手札を減らしていきます。三神ザシアン、炎デッキ、カスタムキャッチャー採用デッキ、LO系統には積極的に使っていきたいです。GX技は強いですが入れ替え多投のデッキが増えているので確実性に欠けます。

・ラティオスGX…1枚

逃げエネ0なので初手に出てくれると嬉しい。三神、ヒードランGX、モクナシ等が見えたら【クリアビジョンGX】を使いたいです。三神、ピカゼク対面は【タッグパージ】で相手にプレッシャーを与えましょう。

・アーゴヨンGX…1枚

モルペコ、タチフサグマ対策。ベンチ狙撃が強いです。相手がデデンネを出したら、【ベノムシュート】の選択は頭に入れておきましょう。

・カイリューGX…1枚

ザシアンV、タッグチーム対策。エネルギーが5枚必要ですが、【てんくうのさばき】がとにかく強い。ミュウミュウが回復などで耐久できれば、5エネついた時にこのワザが使えるようになることを頭に入れておきます。一応、GX技での事故回避もあります。

・ゲッコウガGX…1枚

タチフサグマ対策。一撃では倒せませんが、無いよりはマシ。また、ワザに必要なエネルギーが2枚なので、ミュウミュウスタートで、入れ替えも引けない場合、先2で【かすみぎり】を使うことを目指せます。

・デデンネGX…1枚

先攻1ターン目でも使える貴重なドロソ。サイド落ちが怖いのでしっかり確認しましょう。【ビリリターンGX】はタチフサグマをマヒさせたりできます。

・マーイーカ…3枚

例に倣ってHP60です。最初のターンで1枚か2枚並べたいです。

・カラマネロ…3枚

まずは1匹立てることを目指します。逃げエネ2なので、終盤に縛られると相手に猶予を与えることとなり、負けに繋がるため余裕のあるときにエネルギーをつけたり余ったエスケープボードをつけるなどのケアをしましょう。多くて2体立てばいいので3枚。

・ジラーチ…2枚

先攻でスタートできると嬉しい。ただし、サポートが少ないので注意。ボール系をサーチして、マーイーカラインを確実に立てるのが主な役目です。最近の三神ザシアンやピカゼクは、アブソル入りが多いので2体目出すときは気をつけましょう。

・アブソル…1枚

三神ザシアン、ピカゼクに多く採用されている【ジラーチ】に刺さります。ジラーチへの手張りを強要させることで、ミュウミュウが先に殴れる状態を作ります。また、オーロラエネの対象なので、ソーナンスV・イエッサンVといった悪弱点のポケモンを見れます。

・妖ミミッキュ…1枚

三神ザシアン対策。【まねっこ】で三神を一撃で倒せます。ザシアンのブレイブキャリバーをまねっこするとフライパン無しザシアンも一撃です。ただし、今回は一度も使いませんでした。(※補足にて詳しく解説)


グッズ20枚

・ミステリートレジャー…4枚

設置が義務づけられているマンホールです。序盤に来たら、【ラティオスGX】もしくは【カラマネロ】を立てることを優先します。

・クイックボール…2枚

4枚じゃないのは妥協です。数百円で買うのやだ。……結果論ですが、強ち間違いではなかったかも?

・プレシャスボール…2枚

偽クイックボール。差別化できる点は、ピンポイントで活きる場面に必要なカイリューGX、ゲッコウガGX、アーゴヨンGXをノーコストで持ってこれることです。このデッキはコスト消費が激しく手札が少なくなってしまうので、ノーコストであるという点は非常に使い勝手が良かったように思います。

・ポケモンいれかえ…4枚

サイコリチャージを使いやすくしたり、アブソル入りのデッキの対策にもなります。基本的には手札に保持したいです。なんと決勝戦では初手7枚のうち3枚引きました!やったね!

・エスケープボード…2枚

ジラーチと運命を共にしているカード。ジラーチを出さない試合で余ったら、逃げエネが重いカラマネロにつけてケアをしっかりしておきます。

・ポケモンキャッチャー…2枚

カスタムキャッチャーは揃わないので不採用。グレートキャッチャーはコストが重いので不採用。僕はクラッシュハンマーで修行済みなのでコインを信じます。

・大きなおまもり…1枚

ミュウミュウにつけてザシアンの攻撃を確実に耐えるようにします。【ミラクルツインGX】と非常に相性が良く、とんでもない耐久性能を持っています。雑に強いので本当は2枚採用したい。

・タッグコール…1枚

手札が増える魔法の笛。見せないといけないので、サポートを持ってきた後に保持しているとマリィで戻されるリスクはありますが使いやすい。

・ともだちてちょう…1枚

【マオスイレン】や【マリィ】を使い回したいため採用。手帳→タッグコールの確定サーチが強い。

・リセットスタンプ…1枚

理不尽なスタンプ。終盤に持ってくる手段が少ないため、今回は使うことはありませんでしたが、ハンデスと相性が良いため採用。マリィでも似た動きができるので1枚。


サポート6枚

・マオ&スイレン…1枚

前のミュウミュウを回復しつつ入れ替え、サイコリチャージで加速の動きが強力です。なるべく手札に保持したいです。

・マリィ…2枚

オーロットヨノワールとの相性が良く、相手がねがいぼし等で手札に加えたマオスイレンやカスタムキャッチャーを山札に戻すことができます。LOに対しては、山札回復と妨害の意味で有効です。

・博士の研究…1枚

元々3枚だったのをマリィに変えて1枚に。手札トラッシュは強いのですが、枚数が多いとオーロラエネやカラマネロとの噛み合わせが悪いように感じたので減らしました。

・シロナ&カトレア…1枚

GXをトラッシュして、マオスイレンやマリィを回収しつつ3枚ドロー。手札をほとんど変えずに補充できるので、もう1枚入れたい。

・グズマ&ハラ…1枚

オーロラエネやトキワの森に触ることでエネ管理を楽にします。さらにエスケープボードやおまもりも拾えて強い。


スタジアム…3枚

・トキワの森…3枚

エネルギー管理に必須のスタジアム。相手に利用されるリスクがあるので、基本的には後出しで貼り替えたいです。無人発電所を採用したデッキも減ってきているので、3枚あれば足ります。


エネルギー11枚

・オーロラエネルギー…3枚

トラッシュと手張りを両立した新たな特殊エネルギー。ミュウミュウと非常に相性が良く、様々なデッキタイプを考案できるようになりました。手札にあれば積極的に使いたいです。ただし手張り分を消費するので注意

・基本闘エネルギー…1枚

カラミティエッジを使いたいときに、【トキワの森】から拾えるようにオーロラエネルギーを1枚替えました。

・基本超エネルギー…7枚

トラッシュに2〜3枚置けると良いです。トラッシュしすぎに注意


第4章:デッキの立ち回り

・基本の動き

〜先攻の場合〜

なるべく先攻を取ります。最初のターンで理想的なのは

バトル場にジラーチ、ベンチにオーロラエネ(基本闘)を手張りしたミュウミュウ、マーイーカ1体以上

の盤面です。デデンネGXは積極的に使っていきます。次のターンでサイコリチャージが使えれば、先攻2ターン目からミュウミュウに3エネをつけられます。

〜後攻の場合〜

基本は先攻の場合と同じですが、マリィを使えると強いです。三神ザシアンに対しては、条件が整っていれば【クリアビジョンGX】を狙っていきます。(※補足にて詳しく解説)

・環境デッキに対しての動き

三神ザシアン:GXワザは、【クリアビジョン】か【ミラクルツイン】を使います。三神が前にいる場合、ミュウミュウにおまもりをつけて【タッグパージ】をすることで、相手はアルティメットレイによるエネ加速(ダメージなし)か、逃がしてザシアンで殴るかの選択を余儀なくされます。ザシアンの攻撃は回復で受けることになるので、できれば三神を先に倒したいです。中盤は【ナイトウォッチャー】で制限し、終盤は5エネつけて【てんくうのさばき】を使い、ザシアンを一撃で倒せるようにします。ジラーチが出てきた場合は【アブソル】を出しましょう。

ピカゼク:後1フルドライブは強いです。ピカゼク対面で【タッグパージ】を使うと、高確率でコケコVが殴ってくるので、4エネつけて【ミラクルツインGX】で倒しながら全回復!意外と相手が見落としてくれるので、狙っていきたいです。終盤はハンデスします。また、【ベノムシュート】や【てんくうのさばき】も意識しましょう。ジラーチがいるので【アブソル】も有効。

炎ミュウミュウ:まだ対戦してません。()【タッグパージ】とハンデスしたい。

モルペコ人形:まだ対戦してません。ハンデスや【ベノムシュート】を狙います。

タチフサグマ:まだ対戦してません。ハンデスや【ベノムシュート】を狙います(デジャヴ)。単発で来たら【ビリリターンGX】【ジージーエンドGX】が有効です。

第5章:シティリーグ当日レポート

ここからは当日のマッチングの様子を詳しく書きます。

時を戻し12月の初め、シティリーグシーズン2は抽選落ちしたので、当日枠を狙うことにしました。

シティリーグ前日の夜、唯一の新レギュデッキである【アンズパーフェクション】を辞め、ハンデス寄りに組もうと決めて、いざカード整理…

…気がついたら部屋の片付けをしてました。年末の大掃除です。一度スイッチが入るとそのまま熱中して片付けに取り組みました。やがて眠くなってきて、深夜3時くらいに寝ました。朝起きると案の定時間ギリギリになっていたので、急いで組み直し。時間が無いので素早くカードを入れ替え。

その結果、サポート6枚のえぐい構築が完成してしまいました…()

デッキシートを記入しながら現地に到着し、受付を済ませて待機。当日枠は全員通過、定員64名/参加47名でした。

1回戦:モクナシゴリランダー  先  0-6  ❌

じゃんけん負けでお相手後攻選択。ガブギラスタート。初手からデデチェンジを使えてマーイーカを展開。しかし手札にはサポート無し。ボード付きジラーチ展開、ミュウミュウに手張り。

お相手はスーパーグロウ。番が回ってきたものの入れ替えを引けずガブギラを動かせません。手札にはポケモンキャッチャーが2枚…妨害のため1枚使って表。ゴリランダーを呼びます。

ジラーチのねがいぼしで引けたのは、グズマハラ。手札も無くなり、そのまま何もできずモクナシの追加効果ありトロピカルアワーGXを決められ負け。

この時点で、サポート6枚構築を後悔しました。しかも、当日急いで組み直したので圧倒的な練度不足。というかぶっつけ本番。初戦負けはもうダメだ…そんな気持ちでいました。

(その後なんと、このお相手が全勝で予選1位通過をしたため、オポが上がっていったのです…!)

2回戦:メルカリザシアン+ジバコ  先   6-0  ⭕️

じゃんけん勝ちで先攻。ジラーチスタート。お相手はコイル。こちら初手にデデチェンジ、順調に展開。お相手はザシアンVを展開。その後マリィを使いつつコイルを無視してザシアンにちょくげきだん。お相手はメルタンを出し上手く動けず。

次のターンはポケモンキャッチャー表でザシアンを倒しにいきます。その後はメルタンがメルメタルGXに進化したり、フルメタルウォールをされるものの一方的な展開でサイドを取っていき勝ち。

お相手は今年の夏にポケカを始めたという初心者の方でした。勝ち越しを目標に次の試合へ。

3回戦:マグカルゴLO  先  6-0  ⭕️

対戦相手はなんとサークルの同期!僕にとってはLOの師匠でもあります。このLOは以前アンズパーフェクションと対戦したこともあるのでネタバレ済みでしたが、気をつけて立ち回らないと負けます。お互い1勝1敗、決勝トナメを狙うには負けられない試合でした

じゃんけん勝ちで先攻、デデンネスタート。順調に展開。師匠はザシアンVで展開していきます。次の番、こちらはマリィから入れ替えを引いてミュウミュウで殴ることに成功しました。

その後はジジュベハチクマンを打たれるもこちらはハンデスを決めて妨害、ポケモンキャッチャー表や【ベノムシュート】でサイドを取っていきます。

試合終盤、ザシアンVが出てきたところを切り札としてとっておいた【てんくうのさばき】で一撃。サイド残り1枚。

ピッピ人形を前に出され、こちらの山札は残り3枚に。山札回復もベンチ干渉もできないのでこのままいくと負けの状況。ここで、ともだちてちょうを使い山札を増やしつつハンデス。師匠の手札が0枚になったためジュジュハチ1回分を耐えて勝ち!

4回戦:ピカゼク  先  6-0  ⭕️

じゃんけん勝ちで先攻。マリガン1枚貰い、ラティオススタート。ミュウミュウとマーイーカを展開。お相手はダート自転車やデデチェンジを使うものの手札が悪く、後1でフルドライブを使えず。

その後はこちらがアブソルを置きつつタッグパージ。ジラーチを縛り、そのままコケコVもミラクルツインで受けきって勝ち!

5戦目:ピカゼク  後  6-0  ⭕️

じゃんけん負けでお相手先攻。ミュウミュウスタート。お相手はジラーチから展開。こちらマリィから展開。先2フルドライブを受けて、マオスイレンで回復しつつピカゼクにタッグパージ。

ここでお相手がミラクルツインを見逃して、コケコVで殴ってくる。おまもりがついておらずエレキパワーが怖かったものの、ミラクルツインで全回復できました。お相手はジラーチ前。アブソルがいるので縛れました。気がつくとお相手の手札が2枚。そしてナイトウォッチャー。最後はピカゼクの攻撃を耐えてカラミティエッジで勝ち!

予選結果4-1  全体5位、決勝トーナメント進出!

決勝トーナメント

内訳:三神ザシアン3、ピカゼク2、炎タッグ1、モクナシ1、超ミュウミュウ1

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準々決勝:三神ザシアン  後  3-0  ⭕️

※ジャッジ案件あり、反省すべき試合

京都への優先権がかかった試合。じゃんけん負けでお相手先攻。ザシアンスタートで、展開中も「入れ替え引きたい人生だった」などと、やたらと入れ替え入れ替え喋っていました。ふとうのつるぎ後も首をかしげる動き。

こちらはジラーチスタート。デデンネはサイド落ちしてたので、クイボからマーイーカ展開。マリィが手札にあって、ねがいぼしからミストレを手札に。クリアビジョンも使える状況にありました。しかし、確実にカラマネロを立てたいと考えてマリィを使わずミストレを残す選択を取りました。

そしてお相手の番、無慈悲にも、「入れ替え。」

だ……騙された……

大事な試合で…やってしまった……!許すまじ……!

そこからマリィ。三神がオルタージェネシス。

あ、これ読み負け?と思いつつもやるしかない。運良くマリィの4枚でカラマネロ立てておまもり付きミュウミュウタッグパージ。

ここでお相手は、三神を犠牲にザシアンを育てる選択。ダメージ無しアルティメットレイ。そしてこちらは三神をカラミティエッジで倒します。

ザシアンが前に出て殴りますが、おまもりミュウミュウは耐えるので次にミラクルツインだな、と考えていました。そして手札にあるオーロラエネを手張り…、と、後ろのミュウミュウにつけようとします。カードにエネを差し込み、手を離す直前、エネのつけ先を間違えそうになっていることに気づきエネを持ったまま「前のミュウミュウにつけます」と、スライドしてつけました。

と、ここでお相手はジャッジを呼びます。

ここで!   また!   痛恨のミス!   ジャッジ案件!

最初に手札をトラッシュして、オーロラエネのつけさきは言及しなかったものの、つける動きを見せた直前につける場所を変えている…ということです。ジャッジはすぐさま試合の延長を設定。

そしてその場での裁定は「認められない」…

ここで僕は「納得いきません。」と抗議。どこにつけるかはその時点ではハッキリ指定しておらず、手を離していないので…という難癖。でもこの場面はどうしてもミラクルツインを使いたかった…。

複数のジャッジの協議の結果、それでも判定は覆らず。オーロラエネルギーの手順においても、(僕の癖で)「先にトラッシュしてからエネをつけた」という事実はエネルギーのつけさきは決定していることになる。という裁定でした。

そうなれば僕も納得するしかありません。仕方なく後ろのミュウミュウに手張り。とりあえず前の手負いのミュウミュウを逃し、3エネのワザを…

と、ここでお相手の場にはザシアンVとアブソルしかいないことに気づきました。そして延命できると選択したのは、【ジージーエンドGX】。お祈り状態…。

お相手の番。なんとお相手が手を差し伸べました。お相手自身のマリィによってたねポケモンが並ばず、投了。

あまりに衝撃でした。大事な試合。難癖つけてその場空気を悪くしといて、起死回生の一発で勝った…?

結果論ですが、僕の認識不足、注意不足でこうなってしまったのは本当に反省しなければなりません。

お相手の方もジャッジの方も、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

準決勝:三神ザシアン  後  6-5  ⭕️

衝撃的な試合を経て、優先権を勝ち取りました。

お相手はアンズパーフェクションをトレリに持ってきたときに惨敗した相手です。

じゃんけん負けで後攻、お相手はジラーチを展開しつつふとうのつるぎ。こちらはジラーチスタート。マリガン1枚がエスケープボードで、上振れに上振れ。後1クリアビジョンに成功します。カラマネロが立たなかったので、次のターンはジラーチを壁にしました。その後三神が前に出てきたので、タッグパージ。

次の番、お相手は三神を入れ替えたあと、ジラーチを使いながら三神を前に出しました。

???なんでザシアンじゃないんだろう…と思いつつダメージ無しアルティメットレイを撃たれます。お相手はタッグパージに気づかずプレミしてしまったようです…。

その後はマオスイレンを引かれないようにハンデスで攻め、アブソルを置いてジラーチを縛り、相手のフィオネでサイドを取られたり、リセスタを撃たれてポケモンを縛る動きをされますが、あらかじめエネをつけたアブソルを前に出し、トキワがあったのでドローしたカードをエネに変えて逃げ。サイドを取りきって勝ち。トレリのリベンジを果たしました。

決勝:ピカゼク  先  3-0  たね切れ  ❌

色々あってここまで来てしまいましたが、最後の試合。気を引きしめていこうと心に決め、手札を引きます。

じゃんけん勝ちで先、オーロットスタート。エネルギーと入れ替えとカラマネロとボード以外何も引けず、手張りして番終わり。天を仰ぎました。

お相手はデデンネや博士の研究を上手く使い後1エレパ込みタッグボルト。これでおまもりをつけても耐えません。そしてデッキトップは…

基本超エネルギー

最後の足掻き、追加効果無しペイルムーンGXを使い終了。

そのままたね切れで負けでした。

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最終結果:準優勝🥈

最後の最後で思うように展開できず残念でしたが、即席で作ったのに決勝まで連れて行ってくれたこのデッキには感謝しかありません。

マッチングした方々も、対戦していただきありがとうございました。

第6章:オマケ

ここでは投げ銭をしていただいた方のために少しばかりの補足と、不採用カードについて僕なりの意見を書いていきます。

また、ほんのお礼の気持ちとして僕が個人で撮影した星の写真を載せたいと思います。シティリーグが終わった日の夜、ふたご座流星群の撮影も行い、流れ星をバッチリ収めたのでそれも良ければ見て欲しいです!(ポケカ関係ない)

無料部分は以上になります。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。参考にしていただけると幸いです。

※妖ミミッキュの補足

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