本好きの文読めずだった

引っ越してからうれしかったことは、落ち着いて本を読めるようになったこと。

メンタルが安定していない、もしくは落ちている時期は集中力が欠けてしまって、ただただ文章をなぞるだけで精一杯で理解が追い付かなかったりして疲れてしまっていた。文を読めなくなっていた。

なので一人になってするりと文章を理解できたとき、とんでもなくうれしかった。

小学生の時は本を読むのが好きだったし、集中して読むこと世界に入り込むことがストレス発散になっていた。頭の中がいつも少しズレている子供だったので魔法とか妖精とか今この目の前に見えないものがあるのだという妄想が、私の求めるリアルな世界が、本の中にあるという安心と希望をもらっていたように思う。

それがいつの間にか集中ができない、理解ができない、1ページ読むのがやっとになっていたから、小学生の私からしたら信じられない話だろう。

最近はリハビリのように遅いペースでも本を読んでいる。たのしい。


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