32歳 貯金6万 東京へ行く

ご無沙汰しております。
きうじです。

今年の12月で33歳になります。
相変わらずくすぶり腐って泥水みたいなメンタルで生きています。見えるものすべて淀む水。

生まれも育ちも岐阜県で、そのなかでも西濃地方の養老町という暗く閉鎖的な土地で20年近く過ごしました。
この「暗く閉鎖的」という言葉には多分に私の偏見が含まれていますから信用しないでください。ここで明るく楽しく何不自由なく恵まれて生きる人だって多いのです。

では何故「暗く閉鎖的」と私が感じたかとおもえば、小6の夏休み明け岐阜市から養老町へ引っ越した際、クラス総シカトにあい、理由を聞けば「よそ者だから」ということでした。それ以来、この呪われた土地のことは好きになれずにいます。

しかし、進学就職という田舎者にとって人生のターニングポイントをすべて逃し、出て行くことも叶わず32歳を迎えました。

女であれば最後の手、結婚というターニングポイントがありますがこれも30過ぎれば望み薄…

あとはただただ、人生を消化し、父母の介護をするために備えるだけの人生となりました。
いよいよ、何を生きがいにしていけばいいのか。時給899円介護事務、あと1円くらいあげてくれよ!と思いながら働く日々。
年寄りばかりに囲まれて終活を意識しだしたところで、とんでもなく焦りと不安と絶望と、死んだら救われるという思いに駆られようになりました。

遺書を書きました。

父とはあまりそりが合わず、母は少し私に依存したところがありました。
それが辛くなってきたところもあります。

そのようなこと含め幼少からの胸の内やらなんやらかんやらほんじゃらもんじゃら書き連ね、母に渡しました。

母は、「つらい思いをして側にいてくれるより、どこへでも行き何をしててもいいから楽しく生きてほしい」と言ってくれました。

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