【字書き日記】作業環境を変えたらとんでもなく捗った話

こんにちは!あなたの執筆はどこから?どんぶらこです。
いきなり本題に入りますが、私は字書きに作業環境もクソもねー(口が悪い)と思っていました。絵描きなら使用ソフト、ペンタブか液タブかiPadか、よく使う作業BGM、デスクトップ……とか色々あるけど、字書きなんてスマホのメモ帳さえあれば十分だし表現思いつかなきゃググればいいし、音楽なんかも変に流してると気が散るし私がいちばん執筆はかどるのは車の中(?)だし…と作業環境を甘くみていました。十万字程度の原稿も編集をのぞき全文スマホで書いてきた人間なのもあり、作業環境を整える必要性も全く感じていませんでした。

■スマホならではの弊害

しかし社会人になって幾星霜。社会人の余暇は非常に限られています。
小説を書きたくても、ベッドでスマホを開く前に寝落ちしたり、スマホを見たとしてもYoutubeにうつつを抜かしたり、脳死で使用できるほど自由で使用場所に制限がないスマホだからこそ、執筆にまで辿り着かないことが多々ありました。目に疾患を抱えているのもあり、小さい画面に張り付いて執筆するのも気後れした。
結果的に、私は現在iPadと外付けキーボードで作業しているわけですが、キーボードでの執筆に対する苦手意識(なんとなく書きづらく、文体が変わる気がした)を克服したのは、このnoteがきっかけでした。
noteも最初はスマホから書いてたんだけど、動作が重くてPCに切り替えました。ここでは所感やノウハウを伝えることを主にしているので、仕事でメール打つのと変わらない感覚でスイスイ書くことができました。何より、机に向かって書くという行為は、思った以上の没入感があることに気づきました。
私は小説はiPhoneで書いていたので、絵描き用に使っているiPadとメモが同期されます。(PCはWindows)試しにキーボードを買ってみた。これがすごく自分にあってました。それでは詳細をご紹介したいと思います。
のんびり冷たいお茶でも飲みながら斜め読みしてくださいね。

①iPad Pro 11インチ 2018

ギガ数はいちばん少ないやつにしたはず。結構前に買ったからかAppleの該当ページは見つからなかったので、いちばん近いもののリンクを貼りました。
増税前の駆け込みでお絵描き用に買った。字書きオンリーならProにしなくてもいいと思います。iphoneとデータ同期できるのがいちばんでかいからね。
PCもいいんだけど、タブレットが非常に便利と感じたのは次の点。

・スマホと同じ要領で直感的にアプリを使用できる
Twitterや通話アプリ、音楽アプリ、調べものはもちろんのこと、ネトフリなどのサブスクアプリ、kindleなどをさらっと開いて都度原作・公式を確認しやすい。
私がWindowsのPCでアプリをあんまり活用したことないのも大きいかもですが。

・無料お絵描きアプリをダウンロードすることで、表紙作成が容易
pixivからいい感じの表紙素材をダウンロードし、思いのままに文字入れしたり装飾したりするのに便利です。PCでもできるのかもしれないけど、タッチでの操作が基本のデバイスの方が、かなり作業しやすいと思う。おすすめアプリはアイビス。ネットにも表紙メーカーは溢れているけど、多少なり自分の手で編集した方が支部で作品一覧で並んだ時にも目立つ気がします。なお私はお絵描きするのでApple Pencilも持ってます。

・何かとコンパクト
Appleってすげえ!って思ったのが、iPadの充電器がSwitchにもWindowsのPCにも使えるんですよ(故障の恐れがあるのであんまり真似しないでください)
なんというか、人がストレスを抱かないで作業するのにあらゆる工夫をしているのがわかる。11インチのiPadだと、大学ノートを携帯する感覚で持ち歩けるし、作業スペースもそこまで広くなくていい。小説やら漫画やらが積まれていつまで経っても片付かない私のデスクにもぴったりです。本棚を買え。

②3COINS 丸型ワイヤレスキーボード

iPadにBluetoothに接続して使用。Appleで出してるiPad専用キーパッド?などもあるようですが、結局別でキーボード買ったって声も聞いたので、見た目重視でこちらを購入。
エンターキーの大きさとか、端々のキーの位置が標準と若干ずれてるのでブラインドタッチしようとするとちょっとぎこちないけど、没入して執筆するには全然邪魔にならない程度のもの。何より見た目がタイプライターみたいで、カタカタ打つのがとっても楽しい。
人によって合う合わないがあるかもなのは、変換ボタンを押さなくとも打ってる最中で自動変換が入るところ。漢字表記じゃなくてあえてひらがなにしたい部分とかは一文字ずつエンターキー押すなどしてる。
私は基本書ければなんでもいいってのと、執筆のたびにテンション上がるデザインの方がモチベーションを保てるので、個人的に大正解でした。
同じシリーズのマウスの購入も検討中です。でも画面タッチで操作が済むなら物を増やす必要もないかな。ううむ。

③iPadスタンド

百均で十分。キーボードがベージュなので白にしました。

④ブルーライトカットメガネ

JINSの25%です。形はオーバル。スマホ執筆の時は使わなかったけど、机に向かって「執筆してる感」が高まった今、愛用しています。
実際、スマホ執筆してる時よりだいぶ目にマシな創作活動ができてるかな。

⑤おすすめプレイリスト

もはや物ではない……が、字書きの場合、J-POPだとか実況を作業BGMにすると集中できなかったりしないですか?少なくとも私はそう。イメージソングなどは別だけど。洋楽やK-POPもいいですが、執筆中のテンションを一定に保つのにも(個人的)最適なものとして、上記のプレイリストにお世話になっています。雨音とかをBGMにする人もいるよね。それと同じ感覚かも。

■作業環境を変えてみて

なんか、毒にも薬にもならない記事になっちゃった気がするけど。
冒頭に書いたとおり、思った以上の没入感、集中力が発揮され執筆が捗るようになりました。
あと、スマホだと画面が小さいので全体的な文章の流れを管理するのが難しいことにも気づきました。一文が短かい文体だとそうでもないかもしれないけど、言葉を重ねて重ねて、流水のイメージで文章を書くことに最近ハマっているので、タブレットでの執筆はもはや私に欠かせないものとなりました。
小説を書くのが前よりもっと楽しくなった気がします。

最近長めの二次創作小説(八万字)を書き、先日投稿し終えましたので、
またつれづれにここも更新していけたらいいなと思っています。
文章が上手いってなんだろうという雑感記事でも文体の試行錯誤について書いたと思うんですが、読者の方にも今までとは違う切り口で文章を褒めてもらえたので、進化できたのかもしれない。嬉しいです。
中〜長編の考え方とか、感想をもらうためにだとか、ノウハウ的なことも書きたいし、書き手と作品を同一視し崇拝するタイプの厄介読者さんにまつわる話()についても書きたいな。
どうなるかわかりませんが、本日はこれにて失礼します。