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サザンロックは最高なのだ!PART2 カントリーロック編

今日はカントリーミュージックに強い影響を受けているサザンロックバンドを紹介したいと思う。

まずはアウトローズ。
出身はフロリダ州タンパ。デビューは1975年。アリスタレコードより衝撃のデビュー作を発表する。
彼らはレイナードスキナードと同じくギタリストが3人も居る。オールマンのランブリンマンやジェシカの壮大なギターソロを彷彿させるサウンドを聴かせてくれるし、オールマンのブルース面の影響も強い。特にカントリーロック好きにはたまらないだろう。最高のコーラスハーモニーが聴けるのだ。
一番好きなアルバムは2作目の「LADY IN WAITING」だ。1976年発売で私が高校に入学した頃だ。

このアルバムが彼らのアルバムでは一番カントリー色が濃く最高傑作と思う。

BREAKER-BREAKER

次はマーシャルタッカーバンド。
彼らはサウスカロライナ出身のサザンロックバンド。
彼らの存在を知ったのは1977年ごろNHKのヤングミュージックショーだった。1970年代には不定期だが、NHKには欧米のミュージシャンのライブ映像を紹介してくれる素晴らしいテレビ番組があったのだ。
あの頃テレビで洋楽の映像を観れたのはヤングミュージックショーか近畿放送のポップスインピクチャーぐらいだった。
この時の放送はキャプリコーンキャンプの映像でキャプリコーンレーベル所属のミュージシャンが野外ステージで演奏を繰り広げるそれは素晴らしい作品だった。ファンの女の子がインタビューで発した言葉は私の脳裏に焼き付いている。
「好きなバンドは?」
「一番がオールマン!2番がマーシャルタッカー!そして3番がウエットウィリーだわね。」
この発言を聞いた私はこの3バンドを集中的に収集したのである。
マーシャルタッカーバンドの特徴はギターのトイコールドウェルの親指ギターだろう。親指で独特のサウンドを繰り出す。フルートやサックスが入ってるのも大きな特徴だ。
基本はカントリーミュージックだが、ブルースやジャズ的展開になる曲もある。管楽器が入っているので独特のサウンドなのだ。

一番好きなアルバムはSEARCHIN‘FOR A RAINBOWだ。1975年発売の4作目のアルバムだ。
このアルバムもカントリー色がとても濃い。

タイトル曲SEARCHIN FOR A RAINBOWにはデッキーベッツのギター、チャーリーダニエルズのフィドルが入っている。
カントリーファンにはたまらない演奏だ。

続いてカウボーイだ。
カウボーイはフロリダのジャクソンビルで結成されたカントリーバンドだ。


彼らは70年代にキャプリコーンレーベルに4枚のアルバムを残しているが知名度は低いと思う。
私はグレッグオールマンの2枚組ライヴ盤GREGG ALLMAN TOURのアルバム表紙にCOWBOY/BOYER&TALTONの名前が大きく印刷されていたので興味を持った次第だ。
エリッククラプトンの461オーシャンブルーバードにPLEASE BE WITH MEという曲が入ってるのはご存じだろう。これはカウボーイの曲なのだ。
原曲にはデュアンオールマンの素晴らしいドブロ演奏が聴けるのだ!
彼らの2作目のアルバム5‘LL GETCHA TENに収録されている。このアルバムが最高傑作だ。
日本盤のタイトルはプリーズビーウィズミー。当時のクラプトントン人気に便乗したタイトルだろう。

次はグラインダースウイッチだ!
聖地メイコン出身のバンドだ。
グラインダースウイッチが好きな人とは良い友達になれそうだ。今では忘れ去られようとしているバンドだ。
ベースのジョーダンペティがオールマンのローディーだった縁で1974年に「HONEST TO GOODNESS」でキャプリコーンレーベルよりデビュー。
お勧めは3作目のPULLIN TOGETHERだ。
このアルバムが最高傑作だろう。
オルガンが結構フューチャーされてるから好きです。

HIGHER GRAOUND

次は大御所CHARLIE DANIELS BANDだ!
チャーリーダニエルズはサザンロックファンでなくともカントリーファンなら誰でも名前ぐらいは知っているだろう。カントリー界の大御所だ。
逆にカントリー色が強すぎる為、日本での人気はもう一つだった。

FIRE ON THE MOUNTAIN

このアルバムは1974年に発売された2作目のアルバム。2曲目のLONG HAIRED COUNTRY BOYにはデッキーベッツの素晴らしいドブロが聴ける。

ラストはアメイジングリズムエイセス。
メンフィスのバンドだ。
このあたりになるとよほどのサザンロック好きしか聴いてないだろう。

STACKED DECK

このアルバムは彼らのファーストアルバムだ。
このアルバムはカントリー色が濃いが、スワンプな曲も最高なのだ。
2作目の「TOO STUFFED TO JUMP」は更にスワンプ色が濃くなるのでカントリーファンにはこのファーストアルバムがお勧めだ。

THIRD RATE ROMANCE

次回に続きます!
次回はハードロック編でもやろうかな。

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