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サザンロックは最高なのだ!最終回 現代のサザンロック

いよいよサザンロックも最終回なのだ。
現在サザンロックバンドの最高峰はテデスキトラックスバンドで異論のある奴はいない筈だ。人気実力ともに抜きん出ている。
デレクトラックスとスーザンテデスキが結婚した事によりお互いのバンドメンバーを合体して造られたバンドがT.T.Rなのだ。総勢12人の大所帯バンドだ。
彼等はサザンロック好きのおっさんやおばさんの救世主だ。何しろサザンロック黄金時代のサウンドを継承しているからだ。
彼等はジャムバンドなのでライヴで真価を発揮する。どうも日本贔屓のようでコロナ前は2年に一度のペースで新譜を発表するたびに来日してくれていたのだが、憎きコロナのお陰で2019年の公演が最後だ。
ちょっと心配なのは観客の年齢層が非常に高い事だ。平均年齢は軽く60歳は超えているだろう。
これは日本だけの事かも知れないのだが。

彼等のアルバムで一番好きなのは2013年発売のMADE UP MINDだ。そうか。もう発表して10年になるのか。
1曲聴いてもらおう。

次はGOV‘T MULE!
ガヴァメントミュールは90年代から活躍しているベテランバンドだ。
オールマンブラザースのメンバーだったウォーレンヘインズとアレンウッディが結成したバンドなのだ。彼等も日本が好きなようで過去5回ぐらいは来日している筈だ。
彼等もジャムバンド!ライヴによって演奏は変化する。演奏するジャンルは幅広いがルーツはブルースとロックンロール。


一番好きなアルバムは2013年に発売されたSHOT!なのだ。変わった構成の2枚組アルバムで1枚は新作2枚目は新作をゲストボーカルに歌わせているのだ。
ゲストボーカルはこんな感じ。
BEN HARPER/ELVIS COSTELLO/DR JOHN/JIM JAMES/GRACE POTTER/TOOTS HIBERT/GLENN HUGES/TY TAYLOR/DAVE MATTHEWS/MYLES KENNEDY/STEVE WINWOOD

WORLD BOSS
2014年東京ビルボード公演の映像だ。
私も大阪公演行ったけど最高のライヴだった。

次はBLACKBERRY SMOKE
ブラックベリースモークは2000年にジョージア州アトランタで結成された正統派サザンロックバンド。
彼等は米国では凄い人気らしい。日本ではさっぱりだが。
レイナードスキナードを彷彿させるハードなサウンドもあればカントリー調の泣かせるバラードも得意でとにかく良い曲を書く。ライヴでは4割ぐらいはスローからミドルテンポの聴かせる曲を演奏しているようだ。勿論オールマンのようなジャム的展開な曲もある。ジョージアサテライツの影響も感じる。

この2018年発売の3枚組LP HOMECOMINGが最高だ。CDは2枚組かな。
ホームグランドのアトランタでの凱旋ライヴだ。
素晴らしいのだ!

こんな感じ。ポップなサビのメロディーにはやられたぜ!
NOBODY GIVES A DAMN

次はALLMAN BETS BANDだ!
グレッグオールマンの息子デヴォンオールマンとデッキーベッツの息子デュアンベッツが結成したサザンロックバンドだ。
オールマンの遺伝子を引き継いだバンドなので悪い筈が無い。


2019年にDOWN TO THE RIVERでデビューしている。これは泣かせてくれた。
実は昨年末にビルボード公演が予定されていたのだ。残念ながら中止になってしまった。コロナのせいだ。最高のライヴを披露してくれただろう事は間違い無いが是非懲りずに今年は来日して欲しいものだ。

SHININ

デヴォンが出たのでついでにROYAL SOUTHERN  BROTHERHOODも紹介しておこう。

ロイヤルサザンブラザーフッドは2012年シリルネヴィル、デヴォンオールマン、マイクジトらが結成したサザンロックバンドなのだ。
活動期間は短かったが5枚のアルバムを残している。
サザンロックファンならたまらん演奏なのだ!

WORLD BLUES

これでサザンロックシリーズは終了だ。
次回は何がええかな。

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