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Good Night Music #73

おやすみ前の夜の音楽を、ネタが尽きるまで紹介する企画です。週3回、月・水・金曜日更新。

今回はこちら。

ジャンセン バルビエリ タケムラ「Changing Hands」です。

ジャンセン バルビエリ タケムラはSteve Jansen(スティーヴ・ジャンセン)、Richard Barbiergi(リチャード・バルビエリ)、竹村延和の3人によるユニット。

Steve JansenとRichard Barbieriは、共にイギリス出身のミュージシャン、音楽プロデューサーです。
1974年からJapanというロックバンドのメンバーとして活躍し、1982年のバンド解散後はそれぞれソロ活動を行うほか、度々ユニットを組み、作品を発表しています。
竹村延和は、日本の作曲家、DJ、美術家、映像作家。1990年代からDJとして、またエレクトロニカ、環境音楽の音楽家として活躍し、2000年代以降は映像やインスタレーション作品も発表しています。

今回ご紹介する「Changing Hands」は、1997年に発表されたアルバム作品。

独特な浮遊感と、静寂の中に鳴り響く美しい音符とノイズのハーモニー。

聴いていると、頭の中に星が降ってきて、じんわりと身体中に宇宙が広がっていくかのようです。

とても瞑想的であり、同時にポップで、やわらかな体温の感じられる音楽です。

SteveもRichardも竹村延和も、3人とも何処か地球のロジックからはみ出ていて、絶対別宇宙と交信してるよね?みたいなところがあるように感じます(勝手に)。
このアルバムは、3人の宇宙人が宇宙と交信して紡ぎ出した音のタペストリーのようで、とてもユニークでおもしろい音楽です。


よろしかったら、夜のリラックスタイムのおともにどうぞ。

やすらぎに満ちた夜を。

おやすみなさい。





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