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第1回 #ドミニオンGP サプライ解説(予選2回戦)

この記事では7月4日に行われたドミニオンGP2020で使用されたサプライを解説していきます。

サプライ

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オンライン用テキスト
中庭, 劇団, 執事, 密猟者, 改築, 隠し通路, 廷臣, パトロール, 悪党, 貴族, 学園, 技術革新


サプライコンセプト

強力なターミナルアクションが詰まっていますが、アクションが素直に増えてくれないサプライです。しかし村人がありその獲得を容易にする、学院、技術革新という二つの強力なプロジェクトがあります。これらのルネサンス要素を上手く使えるかどうかが勝負のカギになるでしょう。

どういうデッキを組むか

まずこのサプライには村が貴族しかないのでステロよりの構築をすることを考えるでしょう。執事ステロ、パトロールステロ、中庭+αなどが考えられます。

これらの戦術はシンプルながら一定の強さを誇っており、後述する村人を使ったデッキは構築難易度も高いため、下振れを回避するためにこれらの戦略を取ることは有効でしょう。

村人で一歩先へ

サプライの村が貴族と弱いとはいえ村人がある以上、このサプライでもアクションをつなげることは可能です。このサプライで村人を獲得する手段は劇団と学園です。

劇団は一度に4つの村人を手に入れることができます。プレイするまで増えないという問題がありますが、ここではそのラグを技術革新が解消してくれます。

学園はアクションを獲得するだけで村人を増やすことができます。中盤は基本的にアクションを購入し続けますし、改築も駆使すればデッキを回すのに十分なアクションを獲得することができます。

これらの手段で村人を獲得したら、パトロールや貴族を駆使してデッキを回転させましょう。貴族はドロー兼アクションとして優秀ですが、パトロールの回転力+トップ操作も強力です。どちらかではなく、デッキ内のアクションと村人の残量をみてバランスよく入れましょう。

獲得を増やそう

劇団も学園もアクションを増やすためにはカードの獲得枚数を増やす必要があります。そのために必要なのが改築と廷臣です。
この場の改築は銅貨や不要になった銀貨、中庭などを有効配に変えることでデッキを強化することができます。もちろん終盤には金貨を属州にするのを忘れてはいけません。

廷臣は金量、改築用の金貨を供給するだけでなく、このサプライで唯一購入を増やすことができるカードです。アクションや金量、獲得枚数のバランスを見つつ適切なモードを選びましょう。

村人構築のイメージはできたでしょうか?最終的には、たとえステロ側の回りがよかったとしても貴族分の点差で十分に差し切ることができます。実際は購入手順や廃棄の優先度で悩むだけでなく、他のプレイヤーの速度感や悪党の刺さり方によって常に選択を迫られるので、乗り越えて勝利をつかみましょう。

制作秘話

ルネサンスは村人があるせいで、油断するとすぐに引ききれるんですよね。そこでアクションを絞ろうと思ったんですがなぜかアクションが並ぶようになりました。おかしいですね。これだからルネサンスは調整が難しいんです。しかし苦労のかいあって、難しく構築力が試されるサプライにはなったのではないでしょうか?

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