【海外ドラマ感想】『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち シーズン1』
こんにちは!
今回はNetflixオリジナルドラマ作品『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち シーズン1』について感想を書いていきます!
原題は『The Bold Type』(大胆なタイプ)
シンプルなタイトルでカッコイイですね!
2017年から放送開始しているドラマでシーズン4も続いています。
アメリカのドラマは相変わらず長い!(笑)
現代版『セックス・アンド・ザ・シティ』とも言われています。
ただ、話の中心は恋愛ではなくお仕事だし、主人公たちの性格や悩みから
リアリティがあり、親近感が湧くところが人気の秘訣なのではないでしょうか。
『スカーレット』というリベラル系女性ファッション雑誌が舞台とあって毎回テーマになる話題もリベラルなものです。
ドラマを見ていると女性もどんどんオープンで自立してきているなと感じます。
『キャリア最高!男性よりも強く!』といった内容ではなく
『女性であり、その一個人を尊重されるために』という内容になっていることが素敵だと思います。
面白くて一気に観ちゃうのでおすすめです!
※今回もネタバレを含みます。
登場人物
主役は3人います。年齢は大体25歳。
ジェーン・スローン・・・スカーレットで働くライター。女性の悩みや政治、医療など記事の範囲が広い。スカーレット編集長のジャクリーン・カーライルを尊敬している。恋愛観は真面目。
キャット・エディソン・・・スカーレットのソーシャルメディア部門長。SNSが得意であり、発想から実行力が早い。黒人女性であり、レズビアン。自己肯定感が高いがマイノリティという立ち位置にいるため、本編での見所。
サットン・ブレイディー・・・スカーレットで働くエディターアシスタント。ファッション部門で働くことが夢。恋多き女性。シングルマザーで育ったが、頼りない母親を何かと気にかけているので金銭面や人間関係で度々自信を失うことがある。
3人やその周りの人たちがとても魅力的ですね。
全体的に精神年齢の高いキャラクターが多いと思います。
私はジャクリーン・カーライル推し。こんな上司がいて欲しいなぁと思います!
感想
スカーレットで働く3人を中心にして物語が進んでいきますが、人間関係の中で話が進んでいくのが面白い!
仕事をしながら恋をして・・・とまさしくリアルでもそういったスピードで進んでいくので観やすかったです!
仕事でも恋でも3人にはまだ初めてのことが降りかかります。
ジェーンは成長の為に転職を考えますし、サットンは今までファッション部門を志していましたがなかなか前に進む勇気がありませんでした。
キャットはアディーナというイスラム系出身のフォトグラファーに心を惹かれながらも自分がレズビアンであることを認めることにためらいがありました。
決めた時は一瞬でも、それまでになかなか勇気が入ります。
そのことをこのドラマで教えてくれます。
自分のことも友達も恋人も仕事も受け止めることから始まり、時には周りを頼り、人に相談することの大切さを教えてくれました。
個人的にはこれが2017年に発表されたことが驚きです。
日本でも最近では女社長が主役になるドラマも多いですよね。(『大豆田とわ子と3人の元夫』『推しの王子様』『SUPER RICH』など)
働く女性のドラマは昔からたくさんありますが、ここまでリベラルな内容はアメリカならではかなとも思います。
例えばジェーンがカップルの夜の営みをテーマに記事を書いたり、母親が子宮ガンで亡くなったのでジェーンにも遺伝子の関係で引き継いでいる可能性があることや#Me too運動にボディポジティブなど、取り上げる内容は女性向けですがこの内容をいち早く題材にすることにスピード感の速さを感じました。
アマゾンプライムやNetflixにはシーズン4と5を早く配信して欲しいです!
See you again~
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