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今なら、恋も結婚もできる。そんな気がする。

こんばんは。
今日は私の結婚についての記事です。

私は28歳女性、無職。
編集の仕事がしたくて関東に大学生の頃から上京しています。

出版業界で働くことはできませんでしたが
社会人になって約6年、がむしゃらに頑張っていました。

その中でも『恋愛』は私の中でとてもコンプレックスでした。
そもそも学生時代にお付き合いしたことはありませんでしたし、
女性として自信もありませんでした。

社会人になってから短期間ですが4人お付き合いしたことがあります。
でもその時も我慢をしていたので幸せともいえなかったです。

私の恋愛を大きく邪魔をしていたことは2つあります。
一つは「お金」。ぶっちゃけ収入の高い人がよかったんです。
二つ目は「他人の目」。もっというと相手の目も含みます。
親から見てどうだろうとか、友達から見てどうだろうとか、相手は私を見てどだろうとか。
考えても答えの出ないような他人の目をすごく気にしていました。

無職になる前から、この将来の不安からなる「お金」と「他人の目」がネックであることは自覚していましたがそこから抜けることができませんでした。

そして色々な不安の中、仕事を頑張ろう頑張ろうと自分の本音を押さえて頑張っていたところ限界を迎えて強制終了。

無職になりたての頃は「なんでこんなことになったのか」と自分を責めていたし父親に泣きながら「頑張ったってこの程度だし・・・」と言った時は自分でも少し驚きでした。
「できる、できる」と自分に言っていたからこそ、久しぶりにネガティヴな本音が出たことに驚きでした。

そういうネガティヴ期が少し過ぎた今。
『今』を生きる以外、生きるってないな。という結論に。

無職になって失った気分になりましたが、何を失ったというのでしょうか。
前職は好きではなかったので「好きなこと」は何も失っていません。
年越しに友達と飲む約束もしましたし、長時間電話してて楽しい友達もいます。
引っ越し前の荷物は全て持ってきました。
私は何も失っていないんです。

失うというより、消えたのは暴発したハングリー精神だけです。

今日は12過ぎに起きて、ずっとネットをして、その後はインスタントラーメンを食べてお菓子を買いに行き、夕飯はお菓子。この4時間後にはまたベットに潜っていたい。
ザ・無職ですが幸せです。こんなに好きなことしてていいなんて最高。

そしてこんな今だからこそ
ふと「あ、結婚も恋もできるかも」と思うのです。

無職でも幸せであればお金を追い求めなくてもいい。
頑張らなくて幸せに気づいたんです。

それに今なら確信もって言えるのは
「結婚してるかしてないかなんて結構どーでもいいこと」
だなって。

会社で結婚して、子供いるから時短勤務とかその程度で気にすることはあっても仕事に支障がなければどうでもいいな、と。
ちょっとイラッとするような人であれば
「結婚してないから、こんな奴なんだ」って思うだけだし
仮に結婚していれば
「結婚してるくせに、なんなんだ」ってなるだけです。

してようがしてまいが文句のつけようはいくらでも。

「他人の目」なんてどうとでも変わるものだな、とも思います。

私、化物語シリーズが好きなんですけど羽川翼という優等生のキャラが
実はネガティブな感情を切り離していた、という話がありまして羽川自身がネガティヴを受け入れる、と決心してから一言
「やっと帰って来れたんだ」と言う台詞があります。

読んでた当時は気持ちは分からないけどあたたかい気持ちなんだと感じ取り
「よかったね、羽川」としか思わなかったんですが
今ならその気持ちが分かるような気がしました。

ネガティヴを切り離して、前向きにしか進めない自分。辛くても前に進むしかないと踏ん張る自分。とっくに身体も心も悲鳴をあげていたけど前に進めばそれも無くなるだろうと、前に進むことで理想を叶えようとしてたけど、とっくに軸も指標も分からなくなっていた。
今は「やっと帰って来れたんだ」という気持ちでもあり、
「おかえり、自分」という両方の気持ちです。

おかえりなさい、私。
そしてこれを最後まで読んでくれたあなたはきっともう帰ってこれる人。
おかえりなさい。


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