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【親子でポケカ】子供への接し方について思うこと

はじめに
本noteは全文無料でお読みいただけますが、最後にサポートと投げ銭のご案内をさせていただいております。いただいた支援については、自主イベント(主にジュニアが参加できる山形県周辺のイベント)に景品等の形で全額使用したいと思います。ご検討いただければ幸いです。
それでは、以下本文になります。


こんにちは。
ドーミー片岡と申します。
普段は小学五年生の息子(ゆふや)と山形県内でポケモンカードを楽しんでいます。
先日、2024年2月23日開催のシティーリーグS3(ジュニア・仙台)にて、息子が念願のトーナメント進出を果たしました。(そちらについては以前noteを書いておりますので、ご興味がある方は是非ご覧ください。)

シティs3以降、私の息子に対する接し方も意識的に変え、それに伴い息子のポケカに対する姿勢も変わったな、と感じたため、私自身のこれまでの反省を込めて、今回記録しておきたいと思います。

正直、子供への接し方について正解はないと思います。
世の中の親御さんが日々苦労されていることは重々わかっているつもりですので、特定の親御さんを否定したり、擁護したりするつもりは毛頭ありません。ご了承の上お読みいただければ幸いです。

まず、息子がシティに参加するようになった2022年頃から、先日のシティs3まで、私は(ポケカに関しては)スパルタ親父だったと思います。

よく言っていた口癖は以下の通りです。
「今の試合、何で負けたのか何が悪かったのか言ってみろ。」
「今何となくでプレイしなかったか?一つ一つのプレイングを丁寧に考えながらやれよ。」
「YouTube見る暇あったらポケカ触ったら?」
「今頃〇〇君は練習してるよ?そういうところで差がつくんだよ。」
「毎回負けて泣くんだったらもっと練習しろよ!今のお前に泣く資格は無いよ。」
「やる気ないなら辞めちまえ!ポケカ続けるのだってタダじゃ無いんだぞ!」
「(負けて泣いて帰ってきた息子に対して)ポケカは楽しむんだよ!そんな顔して・・・楽しめてないやつが勝てるか!」
⇒ これに関しては特に意味不明ですね・・・。いや、そんなこと言われて楽しめるか~い!と今ならわかります・・・。

↑これ、世のポケカプレイヤーの子を持つ親御さんはどう思うでしょう?
「さすがにこれは言い過ぎでしょ・・・引くわ・・・。」
なのか、
「いやいや、わかるわかる。これぐらい言いたくなるよね。」
なのか、
少なくとも私は、息子のためになると本気で思って、上記のような言葉を使っていました。

シティs3(2024年2月23日)を1週間ほど前に控えたある日、普段はポケカのことについては何も言わない妻が、私に対して深刻な顔でこう言いました。

妻「次のシティリーグ(s3)が終わったら、ポケカを引退させてあげてほしい。」

最初、私は妻が何を言っているか理解できませんでした。

私「引退させてあげてほしい、ってことは俺が辞めろってことじゃなくて、ゆふやに辞めさせろって言ってんの?」
妻「そう。もう辛いんだって。勝てないことよりもお父さんの熱量についていけないんだって。」
私「ちょっと本人と直接話する。」
妻「それは止めて!本人が言えないから私が言ってるの。」
私「でも本人はs3に向けてやる気になってたよ?」
妻「お友達と一緒に練習して、本番も頑張るって約束したから、それは頑張るって。でも、その次以降の大会はどうしたら良いか迷ってるって。」
私「そんなこと言われて俺どうすりゃいいのよ・・・。」
妻「ポケカに関しては何も強要しないで。本人の自主性に任せてほしい。」
私「わかった・・・。」

シティリーグs3を終えた翌日・・・
妻「今後のポケカについてどうしたいか、ゆふやには私が聞くから。あなたは同席しても良いけど黙っててね!変に圧をかけたり、続ける方向に促すのもダメだからね!」
私「わかった・・・。」

妻「ゆふや、シティリーグお疲れ様!ずっと目標にしてたトーナメント進出出来てよかったね!これで心おきなく引退できるね!お父さんも無理に続けなくて良いって言ってるから、これからは本当に自分の好きなことを・・・」
ゆふや(以下、ゆ)「ポケカ、辞めないよ。」
私・妻「!!!!???」
妻「えっ、だって・・・。ほら、目標のトーナメント進出は達成したんだし。もう無理しなくても・・・。」
ゆ「無理してないよ。次は優勝するから。あと、みんなで(山形のお友達のこと)トーナメント行きたいから。お父さん、続けてもいいでしょ?」
私「まあ・・・、ゆふやがどうしても続けたいって言うなら、お父さんはいいと思うよ(よっしゃー!!!良かったー!!耐えたー!)」
妻「・・・ゆふやがそこまで言うなら分かった。ただ、約束してほしい。
 ① 練習は強要しないこと
 ② 他の子と比べないこと
 ③ 求められていないのに、デッキ構築やプレイングに口出ししないこと
 難しいかもしれないけど、約束できる?」
私「・・・ん?それ、俺に言ってる?」
妻「そうだよ!他に誰がいるの?」
私「わかりました。約束します。」

その後、シティーリーグs4までは、私は一切口を出しませんでした。
※ リビングで息子の前で一人回しをしながら、「あれ~?この場合、どっちを先に出した方がいいかな~。」と独り言をつぶやいたり、「あ!今日、りんちゃんジムバトル優勝したんだ!ひゅうぶいちゃんと決勝だったのか~」と独り言をつぶやいたり、グレーな行為は行っていましたが・・・。
素直な息子はまんまと喰いついてくれていました。

不思議なもので、私が口うるさく言わなくなった途端、自分から「対戦しよう。」と言い出したり、デッキ構築のアドバイスを求めてきたり、CLの配信を見たりしていました。
また、前日には「明日のシティ楽しみすぎて授業に集中できなかったよ。」と楽しそうに話してくれました。(決して良いことでは無いですが、こんなこと、今までのシティでは無かったことでした。)

そして迎えたs4当日。いつもは緊張で「勝てなかったらどうしよう・・・。」と真っ青な顔をしているのですが、その日は会場に向かうまでの間終始ニコニコしていて、親の私から見ても余裕を感じました。

肝心の試合結果はというと、2勝3敗の18位でした。
使用デッキ:アルヌメロコン(前回のシティから一部入れ替え)
一回戦:ゲッコウガex 〇
二回戦:ルギア ×(BEST4)
三回戦:サーナイト ×(BEST8)
四回戦:サーナイト ×
五回戦:トドロクツキex 〇

これまでだと、負けたら訳も分からず泣き倒すのですが、二回戦・三回戦は実力差を感じたようで、「強かった。仕方ない。俺が弱い。」と冷静でした。四回戦は本人的には勝ちを拾えるチャンスもあったようで、悔しさで涙をにじませていました。
また、今回は自分のことよりも山形組のみんなのことが心配だったようで、
「連敗してるけど落ち込んでないかな・・・。」「声かけてきた方が良いかな。」と常に周りを気にしていました。
※ 前回までの私であれば、「他の人のこと心配してる場合か?お前だって負けてんだぞ?目の前のことに集中しろ!」と言っていたと思います。これについても何が正しいのか難しいところですね・・・。

そんなこんなで、息子の2023ー2024シーズンは終わりました。
※ CL札幌とJCSの抽選申し込みはしない予定です。

シティs4を終えた当日の夜、息子から突然真剣な顔つきで、
ゆ「お父さん、お願いがある。」
と言われ、これはCLかJCSに出たくなったか?と思ったのですが、

ゆ「来シーズンから本名の【ゆうや】で活動したい。」と言われ、
盛大にズッコケました。(いや、だからお前はどんな一流アスリートだよ!と心の中で突っ込みをいれました。)

何度振り返ってみても、何が正しいのかはわからずじまいです。
ただ何となく今私が思うことは、
「親が子を導いてやることは必要だけれども、ある程度の状態になったら子供を信じてただ見守ってやることも必要。」といったところでしょうか。

何はともあれ、幸いなことに、もう少しだけ息子と一緒に遊んでもらえることになりそうです。
というわけで皆様、まだまだ未熟な親子ではございますが、「ドーミー片岡」と「ゆうや」を今後ともよろしくお願いいたします。

【後日談】
親バカではありますが、シティs4の翌日、朝6時からの公園清掃にきちんと参加した息子は本当に立派だなと思っております。

地域の公園清掃

最後になりますが、ジュニアの子達が参加できるイベントを開催し、交流の場を提供してくださる方々を今後も支援していきたいと思っています。
また、今後は私自身も少しずつそういった場を提供していければと考えています。

この記事をサポート、投げ銭(有料記事としての購入)をいただいた場合、そういった自主イベント(主にジュニアが参加できる山形県周辺のイベント)に景品の形で全額使用したいと思っています。ご検討いただければ幸いです。

長文になりましたが、最後までお付き合いいただき、大変ありがとうございました。

【Special Thanks~前回までの記事にご支援いただいた皆様~】

ホリタク様(@l_like_forest_t)
カズヤ様(@kazuyaryo1
スプラ様(@904tXb6ikHgwHsL)
ミナミ様(@minamipokemon
ヒナタ様(@hiroth11
ばやりーす様(@Paldeanirohasu
きー様(@popopokekaa
ケイト様(@Kate_Zoroark
ほん様(@mmmmmmn55555
アマイ様(@amai_pokeca
ゴラッソ様(@golazo_pokeca
もっさん様(@mosspokemon
きいろ様
水色の鳥様

たくさんの方がジュニアの活動支援に力を貸してくださっていると思うと本当に嬉しく思います。
支援をいただいた事については、「note」および「X」上でご紹介しております。(ハンドルネーム、XのIDを紹介/支援金額は公開ておりません。)
紹介、公開されたく無いという方がいらっしゃれば、本note支援の際に、もしくは私のXのDM(@domingo_kataoka)までご連絡いただけますと幸いです。

※本記事は以上になります。有料エリアに本文はありません。

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