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§1.大手町ランチ百番勝負

僕は時々誤解されていて、何がって、食べる事くらいしか興味がなくて(いえ、もちろん可愛子ちゃん💕は老若問わず大好きですが)、時々、グルメとか美味しいものをよく知ってるとか言われるのですけど、実のところ自分的には恥ずかしいけど、かなり味盲だと思っているんですね。細かい味とか全く分からないし、何が使われてるなんて皆目検討もつかないなんて事は当たり前にある訳で、よってもって、こんな私が食通だとかなんとか、とんでもなく恐れ多いって事なんです。

それでもあえて何かタイトルを付けるとしたら、食べ物について興味のある「食べ手」であると言う事ぐらい?

そんな訳で、繊細な文章で料理を再現するような芸当などとても出来ないし、そもそも出来ないからしたいとも思わないし、それ以前に料理の名前すら覚えられない。それに、時々多くの人がコレはムリって言うものを「えー、なんで、美味しいじゃん」、とか言ってむしゃむしゃ食べたりもする。かと言って、常に悪食って訳でもないし、肥ってる割に大食いな訳でもない。あ、でも、食べるのはすごく早い。

何を長々と説明してるかって言うと、そんな訳だから、時々料理のチョイスを間違う。別に普通に提供されてるメニューから選ぶ訳だから、お店にしてみれば失敗とか甚だ失礼な話しなんだけど、食べ手的には、「あー、この店はこっちじゃなかった〜」って事が時々起きる。

何を食べてもそこそこ美味しい美食の地みたいなところであれば、まずそんな事無いだろうし、たまにあればそれはまた次の料理を楽しむスパイスとして良いのかもしれないけど、私が通うこの大手町って所は、都市計画的な土地利用の観点及び実態からして、平均的な給与のサラリーマンが利用したいと思う一般的な飲食店が成立する余地は非常に低いと考察している。でも、そんな飲食店は結構ある。それはどう言う事なのかは推して知るべし、わかよたれそつねならむ。

要するに、時々とんでもないモノが潜んでいるのがこの大手町だとお伝えしたい訳です。そして、私は今日思いました、大手町で働く者にとって、ランチもまた闘いの場なのだと。ええ、モニターの前の貴方は、今頃そんなことに気が付くグズで愚かな私を笑っている事でしょう。でも、とにかく私は気が付いたのです、コレは闘いだと。

今後どうなるか分かりませんが、今は少しなりを潜めつつあるコロナ禍において私は丸の内OLとしてこの苦痛なランチタイムを乗り越えてできました。そんな中で行きつけもでき、ほんの少しだけお皿を通して作り手との温かい心の交流も出来てきたと信じています。しかし、そんな盟友からも別れを告げられ、傷心の身で選んだ今日のランチはなんだっ!

初日●
決まり手:大手町界隈どこぞのイベリコ豚丼

敗因分析:傷心につきスペインに引きずられチョイスミス。

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