【Finale】小節をコピペした時にオクターブ上下するときの解決方法
楽譜作成ソフト「Finale(フィナーレ)」でTAB譜を作るとき、すでに音符を入力した小節をTAB譜パートにコピペすると、音高、音価を引き継いでTAB譜化されるので便利です。
↓こんなイメージです。
楽譜/TAB譜作成の作業時間短縮になって良い感じです。(適切なフレットかどうかは別なんですがね)
ですが、主に高い音をコピペした際などは、1オクターブ変わり、音高が下がった形でTAB譜化されてしまいます。
こんな感じです。
上のフレーズを下の小節にコピペすると。。
↑こうなる。(フレット指定が「-」って何なんでしょうね。。)
1音1音「+12フレットする」と操作すれば良いのですが、何十小節も同じ操作をするのは非常に面倒です。
「もう2度とこんな操作したくない」
と試行錯誤していたら、良い感じにコピペできる設定を見つけたので、備忘兼ねてご紹介いたします。
解決方法
「編集」→「環境設定」から、「異なる楽器へのコピーまたは変更時には音域を考慮する」のチェックを外す。
これだけです。
画面上で見ていきましょう。
「編集」→「環境設定」を開きます。
↓以下のウィンドウが開きます。見るのは赤×の部分、「異なる楽器へのコピーまたは変更時には音域を考慮する」の項目です。
↓ここのチェックを以下のように外して、設定を保存します。
※画面サイズの関係か、保存ボタンが画面上で見えないので私は毎度エンターキーで保存しています。
上記の設定を行っておくと、コピペした際にオクターブ下がってしまい、「フレットがマイナス」といったことが起きなくなります。
無事解決。(手がめちゃくちゃでかい人向けのフレット指定ですね。。)
こちらの設定は、色んな楽器・音域が混在し、キーの異なる楽器も多いであろうオケの編曲などをする方には気が利いて便利な機能かもしれませんが、「ギターとTAB譜」とか「ギターアンサンブル」など、同一楽器の編曲が中心の形には邪魔になることが多い機能かと思います。
※ギター×TAB譜など、実質同じ楽器でもソフト上は「異なる楽器」として認識されてしまうみたいですね。
ここをOFFにしておけば、想定した通りの音域でコピペされるので、似たような状況でお困りの方はご参考いただけると幸いです。
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