元繁殖犬　福ちゃん

２０２２年８月３日

劣悪な環境で飼育。
そして廃業した繁殖屋。
そのまま取り残された犬達。
酷暑の中、エアコンもなし。
動物保護団体（ボランティア団体）の方々に緊急レスキューされ、その中に福ちゃんはいました。

福ちゃんは短毛種なのでそれほど酷くはなかったそうですが、一緒にレスキューされた子の中には、身体全体に糞尿の塊がついていたそうです。
福ちゃんの身体は塊こそありませんが、全身ネチョネチョで、預かりママさんが３回シャンプーしても、流れるお湯は茶色く濁っていたそうです。

推定５〜６歳

生まれてからずっと散歩に連れて行ってもらえず、狭いケージの中で過ごしていた福ちゃん。

エアコンも暖房もない所で、ただただじっとしているだけ。
撫でられたり、抱っこしてもらったこともなかったでしょう。
お金を生み出す道具として、閉じ込められていただけ。
想像するだけで、今でも涙が出てきます。

この純粋で綺麗な目は、どれほど残酷な光景を見てきたのでしょうか…。