見出し画像

とりあえず検定を受けようと思ったらMOSをおすすめしたい訳

10年以上検定と無縁だった私。
それまでも仕事で得た知識や趣味で検定や資格を取ろうとしたものの、うまくいかずに全部終わってしまい、もう縁がないんだな〜ぐらいにずっと諦めていました。
そんな私が今、検定や資格試験に割と前向きにいられるきっかけはMOSでした。

①きっかけ


労働法に興味を持った私は、総務・人事・経理系の業務に役立つ知識を学びたいと思い、すぐに再就職をするのではなくて3ヶ月間コースの職業訓練に通うことにしました。その時ほぼ同時に簿記試験の申し込みをしたものの、簿記は思った以上に難しくて大苦戦(そして当時流行り始めだった新型コロナの不安もあり、結局試験は受けず…。先生ごめんなさい。でも後悔はしていません)。軽く自信喪失していた頃にパソコンの授業がスタート。
だいたいできる私でも「あれ、こんな操作方法あったの?!」と驚くこともあったこと、授業のテキストがMOSの公式問題集だったこともあり、初めてMOSに興味を持ちました。
それまでも有名な検定だったのでやってみようかと思いつつ、テキストに対して苦手意識を抱いてしまったので「敷居高そうだから多分縁がない」と思っていたのですが、授業が面白かったことに加えて、私は子どもの頃からパソコンやワープロが好きだったので試験に挑戦したいと前向きに思うようになりました。先生に試験について相談をして、オデッセイ社の公式サイトを確認し、思い切って挑戦することに。

その後、自分でもビックリ。高得点で合格できました。

②オススメしたい理由


学科や専攻にもよるかもしれませんが、大学や専門学校では、嫌でもパソコンの授業はあって、なおかつ課題を提出する際にはWordやExcelは避けて通れないツールです。仕事では(特に事務職に就けば仮に臨時職員でも)なおさら必須です。私は分からない操作方法をポケットサイズの教本やインターネットで調べて独学で覚えていきました。
結構そんな方いらっしゃるんじゃないかなと思います。

「気がついたら使うようになっていたツール」で検定が取れるって最高じゃないですか?

個人的には、学生のうちに受験するのをオススメします。
学生はレポートで嫌でも文章を書いたり図表を作ったりするから。結局MOSは、その悪戦苦闘して得た技術で挑戦できる試験と思っていただければわかりやすいと思います。
あと学生なら学割が効きます。これ非常に大きいです

③パソコンの試験、他にもあるけどどうすればいい?


色々パソコンの試験が存在する今、本当にMOSでいいのか悩む方も多いでしょう。
私は今、日本商工会議所のPC教室に通っており、無料キャンペーンで日商パソコン検定のベーシックを受験した経験もあります。

個人的な例えですが。

・日商パソコン検定→英検
・MOS→TOEIC

と思っています。
日商パソコン検定は、レベルが選べるのと、一回の試験の代金が比較的お手頃なので「パソコンを使えるようになるためのモチベーションにしたい」「少しずつレベルを上げて挑戦したい」「問題が分かりやすいほうがいい」というメリットがあります。
MOSは、試験代金が高額なのと(10,000円強。学割があるので、大学生はバイト代をここに是非当ててほしい。涙)試験問題が読みにくい(おそらく元が英語の問題を、マニュアルに沿って日本語に変換したような印象。問題集の模擬試験は日本の出版社が作成しているので読みやすいのですが…)という難点があります。個人的には推している試験ですが、そういうデメリットもあると思っています。

④終わりに

MOSを取ったからと言って内定がバンバン取れる訳じゃありません(これはどの検定や資格でもそうかもしれません)。
ただ、私はそれまで履歴書の資格・検定欄がほぼ空白だったので、、ここが埋められるということで自信に繋がりました。
MOSの資格は割とどの業種でも書けるのではと思います。サービス業でも、ポップ作成やシフト表を作る等でパソコンは必須のツールですしね。

いきなり受験を考えるだけではなく、レッスンを受けてみるのもいいと思います。
パソコンは、パソコンスクールだけではなく、ハローワークやお住まいの自治体で、無料や格安で受けられる講習の情報が出ていることもあります。
実際、私は職業訓練校に通う前にも、東京しごとセンターの無料Excel講座を受講していました。講習を受けて検定に挑戦するかを決めてもいいと思います。

私のように、履歴書の空白が自信のなさを表している、経験が未熟だ…と悩んでいる方がいるんじゃないかなと思って、書いてみました。

個人的な経験ですが参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?