詩にタイトルはいらない #17


最新のアプリを入れても

揺られる汽車は単線の

上では虚しく似合わない

すれ違うたび停車して

地元企業の看板は景色に溶け込み

学生と老人しか居ないこの町で

彼女はモデルになることを夢みる

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