Lächeln 2021年３月号

１都３県は新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が延長となり、引き続き水泳教室もお休みをせざるを得ない状況の中、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
私の好きな言葉に「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ、やがて大きな花が咲く。」
前山梨学院大学陸上競技部上田監督の言葉があります。今の状況において、指をくわえ、ただ再開を待つのではなく、昨年10月より再開したドルフィンスイミングチームの運営においてなにが足りないのか、なにがあるとより会員の皆様に参加している子どもたちの笑顔を届けることができるかを熟慮し、ドルフィンという木がどんな困難にも倒れないよう太く強い根を張る時間を過ごしています。

アメリカンフットボールのチームコーチの話を紹介します。「なぜ選手を叱ったりしないのですか」という質問に対し、「私も選手もフットボールという先生から学んでる生徒だから、今でもフットボールという先生から学ぶことばっかりで、こんな年になっても成長させてもらえる。なんて幸せなんだろう」
水泳、ドルフィンスイミングチームそのものが先生（師）であり、私も水泳指導するコーチ、子どもたち、保護者の皆さま、みんなドルフィンスイミングチームで学ぶ生徒です。自身の成長という「喜びの果実」を手に入れる方法を再開後、一緒に考え、ともに成長していきたいと思います。
2週間後の再開を期して、それまでは、太く強い根を張っております。