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硬化後の検証

硬化時間は24時間持ったのか?

※▲ボディに直接スプレーはしていません▲

確実に硬化していたのは3時間程度でした。
12時間後には既に元の柔らかさに戻っていました。
”スプレーしたところを温めると元の布の柔らかさに戻る”という情報もあり、夏場は特に硬化時間が短い可能性があります。

チャコで書いた感じ

今回少々スプレーをし過ぎたような気がするので、粉が多く出ています。
硬化後は画像でも見て分かるくらい粉があります。
この粉が多いと、チャコパーのペン先に粉が大量に不着したため書き辛かったです(そのため書き始めを失敗しています。
説明書きには”布が濡れる程度に”と記載されていたので今回はその通りにしましたが、
粉の量がかなり凄かったのでほどほどがいいかなと思いました。

スプレー塗布から24時間後

粉に関しては、どちらも無くなっていました。

まずは右側のチャコペンについて

粉で書き辛かった割には線はついていました。
チャコパー細の線が残るのか心配でしたが、思っていたよりは残っていました。

心配な左側について

触手点検:特に変化はみられない
目視点検:特に変化はみられない

という結果になりました。
短時間なら直ぐに影響を及ぼすような結果にはならないのかもしれません。

チャコパーの跡は消えるのか

12時間以上水に浸してみました。
チャコパーの線は綺麗に消えています。
※残っている線はチャコペンシルのものです。

水漬け+洗濯後

触手点検:スプレー前に比べて、布の柔らかさに特に変化はみられない
目視点検:遠目で線はほぼ全部消えている

肉眼での線の残り

チャコパー 太:消失
チャコペンシル 青:多少残る
チャコペンシル ピンク:ごく薄く残る(ほぼ見えない)
チャコパー 細:消失
チャコパー 細:消失

今回使用したチャコパーは水で消えるものです。
一時硬化スプレーを使用する事で、本来消えるものが消えなくなるのでは?
という懸念がありましたが、大丈夫でした。
また、チャコペンシルは元々水漬け+洗濯では完全には消えないので、想定の範囲の結果です。
※チャコペンシルの消し方はKOSHIRAUさんの下記の記事がおすすめ
種類別!チャコペンの使い方&消し方を徹底調査!おすすめ商品も│koshirau 拵う(こしらう)

おわりに

一時硬化スプレー後粉が消えた12時間後でもまだ少し”臭い”が残っており、このまま臭いが残るのでは?と不安でしたが、洗濯後はその臭いはありませんでした。

全体の結果まとめ

・塗布はほどほどにしたほうがチャコパーは使いやすい
・念のため長時間の水漬け+洗濯
が個人的には良いかなと思いました。
塗布量は慣れるまで安定しないのではないかと思いますが、少しずつ作業内で感覚が掴めればと思います。

柔らかい生地はニット生地でドール服を作りたい皆さんの、参考になれば幸いです。


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