遊びの記憶

何から書き始めようか迷ってたら結構時間が経ってしまった。
とりあえず書き始めることが大切だと思うのでやっていきましょう。

ウチは三人兄弟姉妹であり、構成は兄、私、弟。二つずつの年齢差で、仲は良くも悪くもないと思う。

普段から連絡を取り合ったりはしないし、今となっては顔を合わせることも数年に一度になってしまった。

そもそも、親とも連絡をそんなに頻繁にとったりはしない家庭だし、死んだという話を聞かないうちは元気でやってんだろ、という発想でお互いに深く干渉しないというスタンスでいる。

家族仲は決して悪くないと思う。全員マメじゃないだけで。

幼い頃には、暇な時間はだいたい三人で新しい遊びを開発したりゲームをしたりして過ごしていた。

先日、ふと思い出したことがある。

まだ私が幼稚園くらいの時に、兄弟間で流行っていた遊びについて。

その遊びというのが、ベビースターラーメンやラムネなど、小さくて沢山入っている菓子を、三人のうち一人が床にバラまいて、ヨーイドンでのこりの二人が拾って食べ、沢山食べた方が勝ちみたいな曖昧なルールの遊びだったように記憶しています。

今考えると、普通に汚いしなんか卑しい遊びなんだけどね。

で、その遊びに変な名称がついてたんですよ、確か。何か、なんでその名前？って思うような。

でも、その名称が全然思い出せなくって、めちゃくちゃモヤモヤしたので、久しぶりに兄弟に連絡してみた。

以下、そのやりとり。（電灯=兄、りんご=弟）

なんと、二人とも、遊び自体のことを全く覚えていなかった。

そして、このあと、私のねつ造を疑いだしたのである。そんな汚い遊びする意味がわからないんだが……？こわ……と言って聞かない。いや、してたよ！！？してたよね………？？して………多分………えっどうしよう、してたと思うんですが………

私の妄想だとしたら大したものじゃないか。
そんなアヴァンギャルドな遊びをしていた記憶、あまつさえ変な名称つけてたよなぁって、どんなねじ曲がった記憶だよハハ……

結局、その遊びをなんて呼んでいたかどころか、そんな遊びをしていたかどうかすら怪しくなってしまった。

兄は、母に聞いたら？と言ってきたが、親に隠れてコソコソやっていた記憶があるのでわからないだろうと思う。これ以上私の正気を疑われては、私自身が私の正気を信じられなくなってしまいそうだから勇気がない。

どうか私の脳内だけでそんな遊びをしていたんじゃありませんように。