プロフィール
自分の体験を書き記すのに、自分はどんな人生を歩んできたか、見直す必要があると思うし、誰かに伝える時にも簡単な経歴があれば理解の助けになるだろう。
本の最後に著者略歴ってあるでしょう。私はあれを読むのが結構好きで、本を買うとき、読む前、途中まで読み進めたとき、読み終えたとき、それぞれにそのプロフィールを眺めてはその本を書いた人物の背景を想像してみるのだ。
本を読む前と後で印象が変わることもあるし、変わらないこともある。
略歴に載せるくらいに作家本人がピックアップしている内容ってことは、その人にとって重要なことなんじゃないかと思っている。
履歴書のように生真面目な経歴を書く人も、やわらかく軽やかに人生を語る人も、照れ隠しなのか一見どうでもいいようなことを書く人も、それぞれにやはり自分を表しているんだと感じる。それが面白い。
さて、私の経歴だ。
これから詳細を書いていくことで私の人物像は補完されていくだろうから、だいたい、いつどこでどんな風に過ごしたかということだけ、おおまかに年表のように書いておく。こう見えて生真面目だから。嘘だけど。
1988 生まれる。静岡県磐田市に住む。家族は父母兄私弟の5人。
1994 6歳。父の仕事の都合でオランダに越す。日本人学校入学。
2000 12歳。卒業。帰国して地元に戻る。中学入学。
2003 中学卒業、そのまま地元の高校入学。合唱部所属。画塾に通う。
2006 高校卒業後、京都の芸大に進学。
2010 大学卒業。劇団に所属。宇治のアルミ切削工場に就職。彼氏①と付き合う。
2011 自己実現のため大学院進学を目指し退職。
2012 大学院修士課程進学。近代舞台芸術について。彼氏①と別れる。劇団を退団。自分の公演をうつ。
2013 彼氏②と付き合う。
2014 大学院修士課程終了。京都の(母校じゃない)芸大に助手として入る。
2015 彼氏②と別れる。
2016 二回目の自分の公演をうつ。彼氏③と付き合うも半年で別れる。彼氏④と付き合う。
2017 任期満了のため退職。誘われてある劇団の公演のため全国を周る旅芝居に出る。
2018 アルバイトで生活しつつ、新潟の芸術祭に参加。過酷を極め生活が荒れやや精神を病む。彼氏④に振られる。
2019 彼氏⑤と付き合う。ひょんなことから議員秘書になる。
2020 現在。
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