2023 凱旋門賞

①ウエストオーバー

・高速馬場向き
トップスピードが高く、持続力もある。

昨年の凱旋門賞では雨が降る超タフな馬場でラスト早いタイミングからスパートをかけて早め抜け出しを図るも直線半ばから伸びを欠いて6着。相手レベルも高かったのもあるが、それでもラストに伸びが甘くなるようなタイプではないのでやはり馬場条件が合わなかったという判断。また、2022/6/4 英ダービーの内容が圧巻で、中団前目から直線でスパートをかけるも前壁どん詰まりで減速。その後外に進路を取り直してかなり遅れた再加速になるもぐんぐん伸びて前との大きな差を縮めて2着馬とは差のない3着。若干荒れた馬場でパワーも求められる舞台でこのようなパフォーマンスを発揮できたのは地力の高さの証明。逆に綺麗なスピード馬場でこの馬の強さが露見したのが2022/6/25 愛ダービー、2022/7/23 KJ6世&QES、2023/3/25 ドバイシーマC、2023/6/2 コロネーションC、2023/7/29 KJ6世&QESの5戦。特に2023/7/29 KJ6世&QESに関しては後半タフなコース形態でスタミナ質な持続力も問われる舞台。直線ではかなり時計がかかる展開をフクムと叩き合いでそこまで差のない2着。馬場さえよければこのような展開でも変わらず脚を使えるのは魅力。条件が合うのであればハイレベルレースでも突き抜け可能。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?