2023ファンタジーS


◎Princely Gift系(下り坂◎)
◎Nijinsky系(京都芝◎)
○Lyphard(キレ味◎)
○Turn toの多重クロス(コーナー加速◎)
(Halo, Sir Gaylord, Droan)
○Machiavellian(キレ味◎)

◎ ドナベティ
新馬戦では好スタートを決め、鞍上が促すまでもなくしっかりポジションを確保し、番手から追走し、スローな流れから、直線に向くと上り3ハロン最速の34.0をマークしており、0.2差付けて快勝。ラストは鞍上も緩める場面も見せていて、さらにタイムを詰められる余地もある。ゲートの反応が良いし、追走ペースが上がった時に対応できるかはカギも、地力の高さは相当であった。
続く2戦目クローバー賞も番手から逃げ馬をマークする形で運び、12秒前半が淡々と刻まれる並行ラップの息が入らない展開で、直線で伸びを欠いての0.6差5着。雨の影響が残る稍重馬場で前に行った馬が全て崩れるような特殊な馬場で、ひとつ前の7Rでは最後方待機の14,16人気のワンツーフィニッシュの大波乱決着もあり、タフな舞台かつ300mの距離延長で伸びを欠いた印象で度外視可能。
3戦目のすずらん賞では、スタート直後に不利を2回受け、ポジションを取れず。縦長の隊列となったが、3コーナー手前から押し上げ、直線でも大外から良い伸び脚を見せ、上り3ハロン最速の35.1秒をマークしての0.2差勝ち。上がり2位とは上がり差1.1秒なうえに、ラストは鞍上も目一杯には追っておらず、展開を考えると着差以上に強い勝ち方。追い切りも特に問題ないし、京都適性の血統を保持していないことは気になるが、能力上位と見て本命視。

○ イツモニコニコ
新馬戦は出遅れて中段後方からの競馬で外枠だったこともあり、終始外外を回らされたが、しぶとく伸びて3着。続く未勝利戦でも出遅れたが、二の足が早く、かかり気味に逃げの形に。前半2Fのラップが10.8-10.9とキツいラップであったが、ハイペースを先行して凌ぎ切る強い内容。血統的にも京都外回りと高相性のPrincely GiftとNijinskyの両方を保持しており、さらなるパフォーマンスUPが見込める。追い切りでも坂路自己ベストを1.3秒更新しており、状態も良さそうで馬券内は十分に見込める。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?