2024 弥生賞 回顧

12.5-10.7-12.0-12.8-12.4-12.2-12.1-11.7-11.4-12.0
5F60.4、35.2-35.1(ややスロー)

馬場は雨が乾いて内が再び復活。とはいえ内伸びとは言えず、フラットといった感じ。
血統的にはSir Gaylordの馬場。
5R 1着→ハービンジャー×ディープ
6R 1着→サトノダイヤモンド×Cearleon
8R 1着→父ディープ
9R 1着→父キングヘイロー
11R 1着→アルアイン×Sir Tristram
乾きかけのディープ無双馬場。

1着 コスモキュランダ
馬場に恵まれたことはあるがスローで外からマクって勝ったのは強い。
実際に恵まれた位置にいたシンエンペラーに完勝しており、このレースにおいてはコスモキュランダ>シンエンペラー。京都2歳Sでは不利があったし、前走もわずかに追い出しが遅れていた。またファビュラススターは新馬戦でダノンデサイル(京成杯1着、京都2歳Sではシンエンペラー以上の内容)に完勝した馬だが、その馬を相手に僅差に迫っていたわけで、不利がなければ1着だったかもと考えると、この馬も強い。

2着 シンエンペラー
優等生タイプ。軸向きではあるが、これからもそこそこ人気はするだろうし、本命にすることは無さそう。

3着 シリウスコルト
タフよりな中山芝2000mにおいてはパフォーマンスが高い。中山開催の最終日に行われる皐月賞でも高いパフォーマンスが期待できるかもしれない。

6着 トロヴァトーレ
馬場傾向が合わず。ラストスパートで伸びなかったのはペース的な影響なのは確か。シンエンペラーと併せ馬状態になって思いっ切り掛かっていたところがあり、序盤での余力消耗度はかなり大きかったものと推測される。中盤で脚を溜めるシーンがないままラストスパートに突入したイメージ。それまでの追走負荷の高さから速いピッチでスパートできないのは仕方のないが、ペース耐性においての弱点が露呈した形。狙い所はスローからの瞬発力戦。

7着 ダノンエアズロック
追い切りでは全く問題なかった右回りでの手前替えができず、最後の直線で伸びきれず。たまたまの可能性もあるので要観察。そもそも馬場も合わず、大跳びであることから小回りの中山コースは合わず、自力以上の敗戦と言える。これで人気落とすようであれば妙味あり。

9着 ファビュラススター
動くに動けないポジションに入ってしまった挙句4コーナーで動こうとしたときにまさかの逆手前。直線も最初からモタれてて修正するのに必死でムチも使えず何もしないままレースが終わっている。素質はあるはずなので左回りの条件変わりで。

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