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ぬいぐるみに親ガチャはあるのか

「いろはのボー」について書いていたら、ふとぬいぐるみにとっていい持ち主とは何か?という問いが浮かびましたのですこし。

※以下は少々辛い内容になるので、今メンタルが不安な方、不快になられる可能性のある方はこちらでストップで🙌


先日、人形やアートなどをテーマに取り上げていた著名な雑誌の編集者の方にお会いする機会があり、作られた人形へのハラスメントが横行しているとの話を聞く。例えば球体関節人形の指や脚をあえて破壊してから、またオークションなどに転売するなどの悪質なケースがあるという。
購入者は明らかに破壊行為を前提として購入し、その個人的な欲望を解消するという。人形はそういった個人の暴力や性の対象としても実際に扱われきたが、果たして今の時代においてそれはどこまで許容されるべきなのか?という。

ぬいぐるみは愛されていても乱暴に扱われるし、そういう前提でつくられているような気がしていたけど、「ぬいぐるみのげんざいち」の展示を見ていると、どちらかというと大人に向けてつくられている、そして大事にされてほしい(できれば観賞用だけで?)と願われているような作品もあるように感じた。

クレヨンしんちゃんの中に出てくるネネちゃんのお母さんのように、イライラした時にトイレで腹パンチされ続けるウサギのぬいぐるみのような、そんな存在がこの世に本当にいるんだろうか、とか考えるととても恐ろしくなる。。。けれど少なからずそういった任務を密かに遂行されているぬいぐるみはいるのだろう。

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