溢れるおもいは虹の彼方に 溢れたおもいは霧の彼方に とめどなく降り注ぐこのお砂糖は 儚く呆気なく消えてしまうのです それでも溶かしたお砂糖は ブロンドを梳かすのと同じやうに それはそれはとても儚く なんて愛おしいものなのでしょう 紅茶に溶かしたお砂糖は 儚く消え失せ 彷徨うのです それは夢見がちな私にとって 時に悲しく 寂しいものでもあるのです それならきっとはじめから 零さなければ良いのでしょう それでも何故だか金平糖が 頬を優しく撫で落ちて ほろりほろりととま
一度閉ざされ 其れでもこじ開け 鍵のかかった 鍵のない部屋 あるようでないもの ないようであるもの 其れはピンクでもありブルーでもあり 其れはピンクでもなくブルーでもないもの まるでマザーグースねなんて私は笑って そんないつの日かを夢にみて いつの日かに恋焦がれ そんなわたしにいつの日か いつの日かがやってきて仕舞いました 地に足つかない パステルの道を 詩的に素敵に生きたいものです
マァ!なんて素敵ね 其れも嫌気がさしちゃうくらいに 嘘よ嘘 嫌よ嫌 それでも本当 此れだけは マァ!なんて皮肉ね 其れも嬉々としてしまうくらいに 好きよ好き 愛よ愛 これも本当 愛故に マァ!マァ!マァ!なんて素敵なの 堪らないのよ 其れだけは マァ!マァ!マァ!なんて生意気なの 譲れないのよ 此れだけは まあ、なんて落ち着いていられない マァ!なんて堕ちてゆく 愛と愛が交わるところへ マァ!なんてMarvelous!
歪だって構わない、 それでもドールになりたかった貴方へ 堪らないほどのパステルを! これは過去のわたしへの償い これは生まれてくるわたしへの期待 これは苦しいほどに願い続けた私の欲望 ちっぽけな少女の大きな欲望が 背負ったパステルの十字架が 何かに変わる瞬間を どうか一緒に見届けて ときめけ 欲望 きらめけ 私