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コンプレックス

マイノリティな性的指向の人は誹謗中傷を多く受けている。巷ではポリコレやらLGTBQやらマイノリティでも生きやすい世界を造る動きが活発だが、匿名(本音?)の世界では有象無象の汚い言葉が投げかけられる。特に著名人に対してはその数もえげつない。有名税だと言う人も居るが、SNSが主流となった今日では、それはあまりにも高すぎる税だ。
人間社会において普通と違う人は必ず誹謗中傷の的になる。これは原始時代から変わらない掟だ。デブはいじめられて、中卒は馬鹿にされ、ハゲは気持ち悪がられる。ドルジはこの差別の解決方法を知らない。けれどもコンプレックスを堂々と曝け出している人はカッコいいし最高にロックだ。過去を観ても大きな文化はマイノリティ達が創り上げていることが多い。もし、誹謗中傷に悩んでる人が居るなら、自分はロックスターになる素質があるんだと思って、逆に自信を持って欲しい。そう考えればむしろ誹謗中傷は褒め言葉だ。
ドルジも昔ロックスターになりたくて、変なことをして注目を浴びようとした時期があった。あの頃はみんなから馬鹿にされたかった。そして、気がついたら本来の目的から気持ちが変わり、ただのM気質の人間が仕上がっていた。ロックスターになんかなれなくたっていい。今日も誰かからキツい言葉で罵ってもらうのをゾクゾクしながら待っているドルジなのでした。

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