色々な建玉操作を考えてみよう4

1単位sellからより下の水準で売買する方法

前回の記事では、1単位のsellから始めた場合の建玉操作について紹介しました。今回は、1単位のsellからより下の水準で売買する方法について考えていきましょう。

まずは、1単位のsellから10pips下がった状態で、より下の水準でsellを持つ方法を考えてみます。

① sell(-10) + sell(±0) + buy(±0) + buy(±0) = -10
この操作は、1単位のsellから10pips下がった時に、反対売買のbuyを2回行い、更に10pips下がった時に、新たに1単位のsellを建てることで、-10の損失を抑えつつ、1単位のsellを持つことができます。

同様に、1単位のsellから20pips下がった状態で、より下の水準でsellを持つ方法を考えてみます。

② sell(-20) + sell(+10) + sell(+10) + buy(±0) + buy(±0) + buy(±0) = -20
この操作は、1単位のsellから20pips下がった時に、反対売買のbuyを3回行い、更に10pips下がった時に、新たに2単位のsellを建てることで、-20の損失を抑えつつ、3単位のsellを持つことができます。

以上、1単位のsellからより下の水準で売買する方法について、2つの例を挙げて紹介しました。このように、建玉操作を上手に行うことで、相場の変動に応じた有効なトレード戦略を構築することができます。次回は、1単位のbuyから始めた場合のより下の水準で売買する方法について考えていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?