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約6年間マドルチェを使用している私が贈るマドルチェの教科書

2012年4月に登場したマドルチェ。そのイラストの可愛さからか第1回スリーブ投票やTwitterアイコン投票(ZEXALシリーズ第3弾)でも1位を獲得し、今でも多くの方に愛されているカテゴリです。最近ではプティンセスールやグラスフレの登場で純構築としてのパワーや対応力が上がり、注目されています。

このnoteでは私がマドルチェを使用して店舗代表権利を獲得したり、CS(チーム戦)で2位になったりしたデッキのレシピ(サイドデッキにつきましては変更点がございます)を掲示し、各カードの採用理由および枚数選択や知っておいてほしいことに加え、基本となる展開方法などを記述していきます。

これからマドルチェを使ってみたいという方の参考になれば幸いです。

○デッキレシピ

・メインデッキ

採用枚数2~3枚。誘発が多い構築ならばメインデッキに3枚採用しても良いカードです。主にエンジェリーから経由して効果を発動します。墓地のモンスターを対象として発動するので相手によるエフェクト・ヴェーラー、灰流うらら、屋敷わらしといった手札誘発全般に引っかかってしまいます。

採用枚数2~3枚。長らく採用を見送られてきたカードではありましたが、プティンセスールの登場で再び採用されるようになりました。マジョレーヌの効果でプティンセスールをサーチし、シスタルト、グラスフレ、戦闘破壊耐性付きホーットケーキ、シャトー、チケットといった強固な盤面を1枚で展開することができます。大事な初動なので私は3枚採用していますが、メインデッキにモンスターの手札誘発を多く採用している構築であれば2枚でもいいかもしれません。

採用枚数1~2枚。再録されたテキストによりわかりやすくなりましたが、効果処理時に獣族のマドルチェがいないとサーチができません。例えばメッセンジェラートの効果に激流葬を発動されると魔法・罠をサーチ出来ず、場にモンスターも残らないというような状況になるわけです。手札にきてしまうとミィルフィーヤかプティンセスールの効果でないと処理に困るカードのため3枚は採用しません。デッキに1枚でもメッセンジェラートがいれば、場にシャトーとチケットをそろえることができますが、プラスでシスタルトを展開する場合や、後手での展開力も高めるため私は2枚の採用です。

採用枚数3枚。同名カードもリクルートでき、この効果で特殊召喚したマドルチェは戦闘破壊耐性を付与されるので時間稼ぎ&次の自分のターンでの墓穴の指名者のケアとしてエンジェリーからエンジェリーをリクルートすることもあります。ホーットケーキやプティンセスールを状況によってデッキからリクルートしましょう。効果で墓地に送ったエンジェリーはなるべくホーットケーキの効果の対象にせず、ティアラミスやアラモードの効果の使用のために温存しておくのが良いです。

採用枚数3枚。今まで相性の良い他カテゴリを取り込んできたマドルチェを純マドルチェとして動けるようにしてくれた革命児。②の効果を使用した後はマドルチェモンスターしか特殊召喚できなくなりますが、②の効果発動前であればダイナレスラー・パンクラトプスなどを特殊召喚したターンでも、問題なく②の効果を発動することが可能です。②の効果を無限泡影などで無効にされた場合、マドルチェモンスターしか特殊召喚できない効果も無効になっていますので、もし無効化された場合は②の効果発動後でもマドルチェ以外特殊召喚はできるということは覚えておきましょう。

採用枚数0~1枚。私はアラモードの効果を存分に発揮するために採用しています。アラモードを経由することにより盤面を固めながらワンターンキルもしやすくなります。アラモードの効果を使用しない場合でも先行でマジョレーヌなどからグラスフレ、チケット、シャトーの盤面にできるので、このカードを事故要因として考慮しデッキに採用しないといった構築もあります。メッセンジェラートと同じように手札にきてほしくはないカードです。

【増殖するG】採用枚数3枚

ホーットケーキしか手札に展開できる札が無く、かつ墓地にモンスターが存在しない状況でどうしても動きたい場合に自分のターンでも墓地へ送って発動できる増殖するGの効果を使用し、展開へとつなげ、勝利したことも過去にありました。プティンセスールとの相性は悪いですが、それ以前に相手が展開をし、妨害を構えられてはこちらが展開を通すことは難しくなるので相手の動きを止めるためにも採用しましょう。

【灰流うらら】採用枚数2枚

相手の増殖するGの効果を無効にしましょう。こちらの展開を増殖するGによって妨害されないように手札によっては相手ターンでも自分のターンまで温存することもあります。

採用枚数1~2枚。このカードとグラスフレを合わせることにより、墓地のモンスターを手札へサルベージすることができるようになりました。攻守が500ポイントアップする効果で相手のライフを大きく削ることができます。発動処理時の効果により墓地のマドルチェモンスターがデッキに戻る効果をアラモードやチケットと組み合わせて展開につなげることやステータスアップによる恩恵を大きく受けにくい場合は発動を控え、手札に温存することが重要です。シャトーの発動タイミングは見極めましょう。メッセンジェラートで容易にサーチができるため私は1枚の採用です。

採用枚数1枚。このカードを最大限に活用するため、相手ターンでもグラスフレの効果によりマドルチェを展開していきましょう。場のマドルチェの数を増やすことでティアラミスやグラスフレを連続してエクシーズ召喚し、効果を使って相手のリソースや盤面を崩していくかが勝利へのカギです。勘違いされやすいですが、エクストラデッキのマドルチェモンスターのみが墓地からエクストラデッキに戻った場合は、チケットの効果は発動しません

【ハーピィの羽根箒】

相手の魔法や罠によるこちらの展開への妨害を減らすために採用

【ツインツイスター】採用枚数2~3枚

ハーピィの羽根箒と同じような役割。状況によってはコストでモンスターを墓地に送ってホーットケーキの効果へつなげることも。ただし、考えなしに手札でダブったエンジェリーなどをコストにするとチェーンで墓穴の指名者を発動され、思うように展開できなくなることもあるのでコストで送るものはよく考えましょう

【墓穴の指名者】採用枚数3枚

言わずもがなこちらの展開を通しやすくするため3枚採用します。

【強欲で金満な壺】採用枚数3枚

純構築のマドルチェであれば強力なカードです。このカードで相手の妨害や灰流うららをチェックできます。ドローができれば墓穴の指名者などの展開をサポートするカードを引き込みやすくなり、結果エンジェリーやプティンセスールの効果を通しやすくできるため3枚採用しています。「エクストラを活用するのに使用しても大丈夫なのか?」という声をよく聞きますが、基本的にマドルチェ同名カードが3枚とも除外されなければ展開ルートを臨機応変に変更することにより対応可能です。

【神の宣告】などの罠の採用について

マドルチェは基本1枚で強力な盤面を展開できますが、他のデッキと比べて相手ターンで展開を妨害する手段が墓地操作のグラスフレしか存在しません。マドルチェだけでは構えられない妨害を汎用の罠で代用します。

・エクストラデッキ

採用枚数2~3枚。マドルチェの切り札で対象を取らないデッキバウンスが強力。この効果により相手の盤面を処理したり、シャトーやチケットと合わせることでこちらのリソースを回復したりできます。再録された時に裁定が変更され墓地のカードを戻す処理と相手のカードをバウンスする処理が同時になった為、アラモードの②の効果をタイミングを逃さず使用できるようになりました。強欲で金満な壺を採用する場合は3枚必須です。

採用枚数3枚。自分のマドルチェモンスター1体に自身以外のモンスター効果を受けなくする効果と、マドルチェカードが墓地に送られた場合にお互いの墓地のカードを合計2枚まで対象を取らずにデッキバウンスできる効果を持っています。これにより先行での展開や、相手への妨害、チケットと合わせることで能動的に相手ターンでも展開が可能となり、非常に多芸に秀でたカードです。

採用枚数1~3枚。どの効果も名称ターン1制限が無く、②の効果に至っては発動条件さえ満たしていればその都度効果が使用できます。このカードの効果を存分に使うためにはプディンセスをエクシーズ素材にしているという若干厳しい条件でしたが、プティンセスールの登場により容易に条件を満たすことができるようになりました。チケットと同じようにエクストラのマドルチェだけがエクストラデッキに戻った場合やシャトーの効果を使用してデッキに戻さず代わりに手札へマドルチェを戻した場合は②の効果は発動できませんので注意しましょう。プディンセスを採用しない構築であれば打点アップのために1~2枚の採用で十分です。

採用枚数1~3枚。プティンセスールの登場により展開力が増え、デッキへの採用が再検討されたカード。表側のマドルチェ魔法・罠を条件付きではありますが強力な耐性を付与してくれます。自身への破壊に対しても耐性があるのでチケットが存在すれば相手モンスターに自滅特攻、身代わりの効果で展開することもできます。強欲で金満な壺を採用していない場合は1枚で十分です。

【深淵に潜む者】採用枚数1枚

マジョレーヌからのプティンセスールの効果に対して相手に増殖するGを打たれた場合での止めどころとして採用しています。環境によっては他のランク4エクシーズモンスターと入れ替えても良いです。

【トロイメア・ユニコーン】採用枚数1枚

大捕り物でコントロールを得た相手のモンスターなどを素材にし、いわゆる置物カードや相手の妨害魔法罠をバウンスするために採用。マーカーが下に向いているため、このカードを特殊召喚した後でもマドルチェを展開できるというのが主な採用理由。

【ヴァレルソード・ドラゴン】採用枚数1枚

ティアラミスでは対処できない耐性を持っているモンスターや高打点のモンスターを処理するために採用しています。ほとんど使用する機会がないので、No.41泥睡魔獣バグ―スカと入れ替えることも考慮中です。

・サイドデッキ

【マドルチェ・ホーットケーキ】

マッチ二戦目以降で相手に先行や後攻の選択権がある状況で、こちらが後攻で展開することになると判断した場合、メインデッキの罠系などと入れ替えて手札誘発を多めに入れます。しかし、手札誘発を使用して墓地にモンスターが存在してしまうとマジョレーヌやプティンセスールが初動にならなくなるため、マジョレーヌと入れ替える枠としてサイドデッキに採用しています。

【D.D.クロウ】

対オルフェゴール、転生炎獣用に採用。転生炎獣に対しては転生炎獣ガゼルで墓地に落とした罠を除外し、相手からの妨害を減らすことが目的です。

【アーティファクトーロンギヌス】

対オルフェゴール用に採用。こちらにはグラスフレがあるので一度効果が通れば毎ターン手札にサルベージして展開を阻止しやすくできます。

【屋敷わらし】

相手のD.D.クロウや墓穴の指名者、閃刀姫-レイの効果に対して有効であり、こちらの展開を通しやすくするために採用。

【ダイナレスラー・パンクラトプス】

サイクロンかつホーットケーキの効果の対象として扱いやすいカードのため採用。

【幻創龍ファンタズメイ】

閃刀姫に対してはこちらが先行でも採用します。ほとんどの環境デッキがリンクモンスターを召喚するので、発動機会が多く、手札にきてしまったプディンセスやメッセンジェラートをデッキに戻せる点もあり採用。

【王宮の勅命】

対閃刀姫やサンダードラゴンなどのデッキに対して採用。

【虚無空間】

特殊召喚を多用するデッキに対して採用。こちらが展開していない場合にこのカードを処理できないと自分の首を絞めることになるので発動タイミングはよく考えましょう。

【レッド・リブート】

対オルターガイストやサブテラーなどの罠が多いデッキに対して採用。

○先行での展開方法

上記のデッキで採用しているカードからできる展開方法についてや、2枚ある中のメッセンジェラートが1枚手札にきてしまった場合、強欲で金満な壺でグラスフレが2枚除外された場合など様々な状況で起こりうる展開方法も記述します。

・マドルチェ・マジョレーヌ1枚からの展開

①マジョレーヌを通常召喚し、召喚成功時の効果でプティンセスールを手札に加える。

②サーチしたプティンセスールの①の効果を発動し、自身を特殊召喚する。

③プティンセスールの特殊召喚時の②の効果によりプディンセスを手札またはデッキから特殊召喚する。

④マジョレーヌとプディンセスでグラスフレをエクシーズ召喚する。

⑤グラスフレのX素材であるマジョレーヌを取り除いて①の効果を自身を対象に発動する。

⑥グラスフレの上にショコアラモードを重ねてエクシーズ召喚する。

⑦ショコアラモードの①の効果により、墓地のマジョレーヌをデッキに戻す。

⑧戻した後、ショコアラモードのX素材であるグラスフレを取り除いて②の効果を発動。デッキからエンジェリーを特殊召喚する。

⑨エンジェリーをリリースし、デッキからホーットケーキを守備表示で特殊召喚する。

⑩ホーットケーキの①の効果を墓地のグラスフレを対象に発動。グラスフレを除外し、デッキからメッセンジェラートを特殊召喚する。

⑪メッセンジェラートの特殊召喚時の効果により、デッキからシャトーを手札に加える。

⑫シャトーを発動し、発動処理の効果で墓地のエンジェリーをデッキに戻す。

⑬戻した後、ショコアラモードの②の効果によりデッキからメッセンジェラートを特殊召喚する。

⑭メッセンジェラートの特殊召喚時の効果により、チケットを手札に加える。

⑮プティンセスールとショコアラモードを素材としてシスタルトをリンク召喚する。

⑯メッセンジェラート2体でグラスフレをエクシーズ召喚する。

⑰チケットを発動する。

マジョレーヌからの展開では最終盤面がシスタルト、グラスフレ、戦闘破壊耐性付きホーットケーキ、シャトー、チケットとなります。シスタルトの①の効果が適用されるようにモンスターの配置を考えながら展開しましょう。

・マドルチェ・マジョレーヌ1枚からの展開【応用編】

マジョレーヌ1枚からの展開でデッキにプディンセスを採用していない場合メッセンジェラートを1枚しか採用していない場合の展開方法を紹介します。

①マジョレーヌを召喚し、召喚成功時の効果でプティンセスールを手札に加える。

②サーチしたプティンセスールの①の効果を発動し、自身を特殊召喚する。

③プティンセスールの特殊召喚時の②の効果によりエンジェリーを手札またはデッキから特殊召喚する。

④エンジェリーをリリースし、デッキからホーットケーキを特殊召喚する。

⑤ホーットケーキの①の効果を墓地のエンジェリーを対象に発動。エンジェリーを除外し、デッキからメッセンジェラートを特殊召喚する。

⑥メッセンジェラートの特殊召喚時の効果により、デッキからチケットを手札に加える。

⑦チケットを発動する。

⑧マジョレーヌとメッセンジェラートでグラスフレをエクシーズ召喚する。

⑨グラスフレのX素材であるメッセンジェラートを取り除いて①の効果を自身を対象に発動する。

⑩グラスフレの②の効果を発動し、墓地のメッセンジェラートをデッキに戻す

⑪チケットの効果を発動し、デッキからメッセンジェラートを特殊召喚する。

⑫メッセンジェラートの特殊召喚時の効果により、デッキからシャトーを手札に加える。

⑬シャトーを発動する。

⑭ホーットケーキとグラスフレを素材としてシスタルトをリンク召喚する。

⑮プティンセスールとメッセンジェラートでグラスフレをエクシーズ召喚する。

マジョレーヌからの展開【応用編】では最終盤面がシスタルト、グラスフレ、シャトー、チケットとなります。メッセンジェラートをデッキに1枚しか採用していない場合や、プディンセスを採用していない構築だとこのような展開になります。

・マドルチェ・エンジェリー1枚からの展開

①エンジェリーを通常召喚する。

②エンジェリーをリリースし、デッキからプティンセスールを特殊召喚する。

③プティンセスールの特殊召喚時の②の効果によりプディンセスを手札またはデッキから特殊召喚する。

④プティンセスールとプディンセスでグラスフレをエクシーズ召喚する。

⑤グラスフレのX素材であるプティンセスールを取り除いて①の効果を自身を対象に発動する。

⑥グラスフレの上にショコアラモードを重ねてエクシーズ召喚する。

⑦ショコアラモードの①の効果により、墓地のエンジェリーをデッキに戻す。

⑧戻した後、ショコアラモードのX素材であるグラスフレを取り除いて②の効果を発動。デッキからホーットケーキを特殊召喚する。

⑨ホーットケーキの①の効果を墓地のグラスフレを対象に発動。グラスフレを除外し、デッキからメッセンジェラートを特殊召喚する。

⑩メッセンジェラートの特殊召喚時の効果により、デッキからシャトーを手札に加える。

⑪シャトーを発動し、発動処理の効果で墓地のプティンセスールをデッキに戻す。

⑫戻した後、ショコアラモードの②の効果によりデッキからメッセンジェラートを特殊召喚する。

⑬メッセンジェラートの特殊召喚時の効果により、チケットを手札に加える。

⑭ホーットケーキとショコアラモードを素材としてシスタルトをリンク召喚する。

⑮メッセンジェラート2体でグラスフレをエクシーズ召喚する。

⑯チケットを発動する。

エンジェリーからの展開では最終盤面がシスタルト、グラスフレ、シャトー、チケットとなります。

・マドルチェ・プティンセスール1枚からの展開

①プティンセスールの①の効果を発動し、自身を特殊召喚する。

②プティンセスールの特殊召喚時の②の効果によりプディンセスを手札またはデッキから特殊召喚する。

③プティンセスールとプディンセスでグラスフレをエクシーズ召喚する。

④グラスフレのX素材であるプティンセスールを取り除いて①の効果を自身を対象に発動する。

⑤グラスフレの上にショコアラモードを重ねてエクシーズ召喚する。

⑥ショコアラモードの①の効果により、墓地のプティンセスールをデッキに戻す。

⑦戻した後、ショコアラモードのX素材であるグラスフレを取り除いて②の効果を発動。デッキからエンジェリーを特殊召喚する。

⑧エンジェリーをリリースし、デッキからホーットケーキを特殊召喚する。

⑨ホーットケーキの①の効果を墓地のグラスフレを対象に発動。グラスフレを除外し、デッキからメッセンジェラートを特殊召喚する。

⑩メッセンジェラートの特殊召喚時の効果により、デッキからシャトーを手札に加える。

⑪シャトーを発動し、発動処理の効果で墓地のエンジェリーをデッキに戻す。

⑫戻した後、ショコアラモードの②の効果によりデッキからメッセンジェラートを特殊召喚する。

⑬メッセンジェラートの特殊召喚時の効果により、チケットを手札に加える。

⑭ホーットケーキとショコアラモードを素材としてシスタルトをリンク召喚する。

⑮メッセンジェラート2体でグラスフレをエクシーズ召喚する。

⑯チケットを発動する。

プティンセスールからの展開では最終盤面がエンジェリーの最終盤面と同じくシスタルト、グラスフレ、シャトー、チケットとなりますが召喚権を使用していませんので、手札にきてしまったメッセンジェラートを問題なく処理できることや、相手からの誘発もケアしやすいです。

・メッセンジェラートが手札に来てしまった場合やグラスフレが1枚しか使用できなくなってしまった状況での展開方法

デッキに2枚採用しているメッセンジェラートが初手に1枚ある時や強欲で金満な壺を使用し、グラスフレが2枚除外されてしまった状況での展開方法を記述します。この展開ではシスタルトを召喚しないので脆くはなりますが、相手のファンタズメイの効果を発動させない展開でもあります。

①エンジェリーを通常召喚する。

②エンジェリーをリリースし、デッキからプティンセスールを特殊召喚する。

③プティンセスールの特殊召喚時の②の効果により、ホーットケーキを手札またはデッキから特殊召喚する。

④ホーットケーキの①の効果を墓地のエンジェリーを対象に発動。エンジェリーを除外し、デッキからメッセンジェラートを特殊召喚する。

⑤メッセンジェラートの特殊召喚時の効果により、デッキからチケットを手札に加える。

⑥チケットを発動する。

⑦プティンセスールとメッセンジェラートでグラスフレをエクシーズ召喚する。

⑧グラスフレのX素材であるメッセンジェラートを取り除いて①の効果を自身を対象に発動する。

⑨グラスフレの②の効果を発動し、墓地のメッセンジェラートをデッキに戻す。

⑩チケットの効果を発動し、デッキからメッセンジェラートを特殊召喚する。

⑪メッセンジェラートの特殊召喚時の効果により、シャトーを手札に加える。

メッセンジェラートが手札に来てしまった場合やグラスフレが1枚しか使用できなくなってしまった状況での最終盤面ではグラスフレ、ホーットケーキ、メッセンジェラート、チケット、手札にシャトーとなります。シャトーは展開に大きく絡む要素の1つなのでこの展開では手札に温存しておくのが良いでしょう。

○おわりに

今回はデッキレシピや採用カードの解説、基本となる展開方法をTwitterでのリプライやDMで多くの方に質問されたことを含めた上で記述しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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