約9年間マドルチェを使用している私が関東のCSに参加した後日談
9月11日~16日の期間、趣味の一人旅で東京のほうへ遊びに行きました。
今回の旅の目的は
①12日に開催される朝霞杯の3人チーム戦に参加する
②14日に開催されるOCSに参加する
③15日に開催されるネクストプレイ杯に参加する
この3点です。
各CSで使用するデッキはもちろんマドルチェ。
特に朝霞杯ではチーム戦ということで、“せっかくならチーム全員マドルチェで出てみたい!”と思い、関東圏でマドルチェを使用しているプレイヤーさんにお声がけしました。みなさん二つ返事で快く了承してくださったので嬉しかったです。
そして夢のマドルチェチームが結成。3人全員マドルチェのプレイマットやスリーブは圧巻でした笑
誰がどう見ても“マドルチェのチームだな”というのは明白なので、対戦相手の方々に「絶対マドルチェのチームでしょ」や「マドルチェ可愛いですね」など話をするきっかけになったのが個人的には良かったです。
一発目ということで、オーソドックスな構築で参加しました。
※まだ7月の制限なので、抹殺の指名者は3枚入っています。
対戦結果は
1回戦目…ドラゴンメイド 後×〇〇
2回戦目…ドライトロン 後×〇×
3回戦目…セフィラ 後○××
4回戦目…幻影勇者 後○××
でした。全部後手スタートだけど、ただ単にダイス負けただけです笑
分かっていたことだけれど、やはりマドルチェではそもそものデッキパワーや対応力が乏しく、押し切られて負けてしまうことが多かったなと改めて痛感しました。
そしてここから構築についてですが、個人的に良いなと思っている「スモール・ワールド」を採用しています。
マドルチェは☆3~☆5の地属性モンスターで、種族は魔法使い、戦士、天使、獣族といろいろいます。
召喚権を使用せずに展開が可能な「マドルチェ・プティンセスール」で展開をしようとした際に、「無限泡影」や「灰流うらら」などの妨害で展開が止まってしまうことの多かったマドルチェでは、手札のモンスターを「スモール・ワールド」で「マドルチェ・エンジェリー」に変換することで、そのまま「ティーチャーマドルチェ・グラスフレ」+「マドルチェ・プロムナード」を構えることができます。
さらに、展開で使用しなかったマドルチェモンスターは地属性の「増殖するG」や「屋敷わらし」、☆3の「灰流うらら」、天使族の「アーティファクトーロンギヌス」などの強力なモンスターへと変換できる点も優秀です。
サイド後では「粘糸壊獣クモグス」に変換できるのもポイントで相手の意表をつけます。
総じて使い勝手が良いので、おすすめの1枚です。
御前試合については勇者ギミックを採用していたり、鉄獣、相剣などの属性がばらけているデッキが多い傾向だったので採用しました。
10月の新制限適用のOCSでの構築です。
新制限ということで、これまた様子見のオーソドックスな構築。
変更点としては「抹殺の指名者」が2枚になったことと、「金満で謙虚な壺」から「強欲で金満な壺」に変わったこと、メインに「禁じられた一滴」を採用したところです。
あれ、「スモール・ワールド」どこ行ったん??
「スモール・ワールド」は「禁じられた一滴」を入れたいがために枠の都合上、採用しませんでした。苦渋の決断です。
「強欲で金満な壺」の採用理由は単純にドローがしたいからで、特に深い意味はないです。強いて言うなら「御前試合」とか手札に加えたいカードを相手に見せたくないみたいな感じです。「スモール・ワールド」や罠型構築であるならばこちらの壺のほうがいいかなと思いますが、純構築だったり、混ぜ物していたりする構築は安定感向上を加味して「金満で謙虚な壺」をおすすめします。「マドルチェ・メッセンジェラート」とか引きたくないけんね笑
対戦結果は
1回戦目…相剣 後××
2回戦目…幻影勇者 先×○×
という結果で新制限の様子見で参加したとは言え、心折れる。
そしてネクストプレイ杯!
はい出ました召喚マドルチェ!
正直、対人戦を1つもしていない構築で出ていいものなのかと思ったんですが、マドルチェギミックだけでは押し切られるということを散々体験したので、自分の中では強力な罠に頼る“罠型”か“召喚獣”を混ぜる型しかないかなと思っています。
今回は新たな取り組みも兼ねてマドルチェを使用している方に“こういう構築もあるよ”と発信できるよう「召喚獣」を取り入れました。
「召喚獣」を混ぜるメリットとしては、手数を増やせることと墓地にモンスターを残さずに「召喚獣メルカバー」を出すことで、誘発ケアをしながらマドルチェ本体の動きができるという点です。
プランとしては先行では「召喚獣メルカバー」+「ティーチャーマドルチェ・グラスフレ」+「マドルチェ・プロムナード」を構えて相手の展開を妨害しつつ、返しのターンでワンキル。
盤面を崩されても、「召喚師アレイスター」で相手の「D-HEROデストロイフェニックスガイ」などの妨害を踏んで、「マドルチェ・サロン」の効果により増えた召喚権でマドルチェの動きを通してワンキルを目指すような感じです。
サイド後の後手では「召喚獣」要素を抜いて、各手札誘発や「ライトニング・ストーム」、「レッド・リブート」などのカードをフル投入し、後手ワンキルをします。
…と思っていたのですが「マドルチェ・プディンセス」を採用していなかったのは痛恨のミスで、反省点。ワンキルしづらくなっちゃいました。
対戦結果は
1回戦目…鉄獣 後○○
2回戦目…鉄獣 先××
3回戦目…ジャンド 先○×○
4回戦目…エルドリッチ 先○××
サイドに多く採用されている「ドロール&ロックバード」が怪しいなあと思いつつ、「召喚獣」を混ぜた構築で挑んだのですが、単純に混ぜ物としては悪くなかったです。
「召喚師アレイスター」に無効系の誘発をもらっても、「マドルチェ・サロン」から「マドルチェ・マジョレーヌ」で「深淵に潜む者」をエクシーズ召喚しつつ「マドルチェ・プティンセスール」で展開したり、「マドルチェ・ホーットケーキ」だったら、「召喚師アレイスター」素材に「転生炎獣アルミラージ」、「セキュア・ガードナー」の流れでコストを確保しつつ、「マドルチェ・シャトー」+「ティーチャーマドルチェ・グラスフレ」で「召喚師アレイスター」を手札に戻したりというように、その局面で臨機応変に対応できるのも面白かったので、もう少し煮詰めてからCSに臨みたかったというのが本音です。
また「スモール・ワールド」で全てのマドルチェモンスターから「屋敷わらし」を経由して「召喚師アレイスター」を手札に加えることもできる(その逆も可能)ということはこの構築のミソかな。
こんなにマドルチェのことを考えている私ですが、未だに“これが正解の構築だ!”って自信を持って言えるものはないです。日々試行錯誤の中、手探り状態です。だからこそ面白い。いろいろな構築をTwitterで拝見しますが、それぞれよく考えられていて、何に重きを置いているのかが伝わってきます。個人的に大事だと思っているのは、マドルチェを使って遊戯王を楽しむ気持ち。これからもその気持ちを忘れずにいたいです。
ということで今回の一人旅はおしまい!
本当に雑談のような、メモのような感じになってしまいましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。
マドルチェに興味がある方は、こちらの記事もぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
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